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軽量・コンパクトな130馬力モデル投入でラインナップ充実 「F130A」新発売

2015年3月5日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、直列4気筒エンジンを採用し、軽量・コンパクト、耐久性と信頼性をコンセプトに開発した4ストローク船外機「F130A」を、2015年4月1日より発売します。
 「F130A」は、2014年発売の「F115B」をベースとし、総排気量1,832cm3、直列4気筒のパワーユニットを採用。130馬力クラスの4ストローク船外機として大幅な軽量・コンパクト化を達成し、幅広い用途に対応します。
 また、「F115B」と同様、新デザインのカウリングを採用し、軽量化だけでなく、新しさを感じさせる外観となっています。
 環境対応の面では、2008年CARB (カリフォルニア州大気資源局) の規制による最高基準値 (3-STAR)を達成しています。
 「F130A」は、当社の4ストローク船外機として初の130馬力モデルで、これによりヤマハ発動機の4ストローク船外機のラインナップは、さらに充実しました。

「F130A」
「F130A」
名称 発売日 メーカー希望小売価格 販売計画
F130AETL 2015年4月1日 1,424,000円
(消費税抜き)
200台
(年間/国内)
F130AETX 1,446,000円
(消費税抜き)

主な特長

●軽量・コンパクト
 シングルPTTのブラケットやダイカスト製アッパーケースのほか、従来のSMC工法に代わる特殊ナイロン樹脂製カウリングを採用したことなどによって、130馬力の4ストローク船外機ながら、115馬力の前モデル「F115A」より約10kgの軽量化を達成しました。


●ハイパワーと経済燃料性を両立
 排気量1,832cm3、直列4気筒、DOHC 16バルブのパワーユニットを採用し、卓越したパワーとスピード性能、燃費性能を実現しました。
吸排気系の構造を見直したほか、ノッキングセンサーを加えたアンチ・ノッキング・コントロールを搭載するなどして、燃焼効率の向上を実現しました。
充分な電力を供給する35Aの発電能力を有し、さまざまな電子システムの稼働に対応します。


●高い信頼性と耐久性
 特別な処理を施した新設計のギアを採用し、ロワーユニット内部の強度、耐久性を高めています。


●快適性を追求
 フライホイールの重量バランスによって、エンジンの回転変動で生じる振動やクラッチ衝突音を抑制。また、シフトダンパーシステム(SDS)を採用し、シフト時のショックを大幅に軽減するとともに、大型ラバーマウントを採用することで、振動を低減させています。



主要諸元

仕様 F130AETL F130AETX
エンジン形式 4ストローク 直列4気筒 DOHC 16-Valve
総排気量 1,832cm3
ボア×ストローク 81.0×88.9mm
プロペラ軸出力 95.6kW (130ps) / 5,800rpm
燃料供給装置 電子制御燃料噴射
舵角 左35° 右35°
スタート方式 電動スタータ
ステアリング方式 リモートコントロール
乾燥質量* 176kg 180kg
推奨燃料 無鉛レギュラーガソリン
トランサム高さ 516mm 643mm

*ステンレスプロペラ付きの質量

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