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好評のフィッシングボート 「DFR」 に待望のフライングブリッジモデル 「DFR-FB」 を発売

2014年7月4日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、本年4月に発売した「DFR」のフライングブリッジ仕様「DFR-FB」を、2014年8月1日より発売します。
 「DFR」は走行性能と釣り機能、居住性がボートフィッシングファンに高い評価を得ており、受注は計画以上で推移しています。このほど発売する「DFR-FB」は、「DFR」の基本性能を受け継ぎながら、フライングブリッジ(2階操船用デッキ)仕様としたことで、多様なスタイルのスポーツフィッシングに対応する視認性や操船時の爽快感、また、サロン調キャビンの採用による居住性向上などの新たな特長を持たせました。
 これにより、当社では、さらに幅広いスポーツフィッシングファン層やクルージングファン層への販売を見込んでいます。

「DFR-FB」
「DFR-FB」
名称 発売日 メーカー希望小売価格 販売計画
DFR-FB 2014年8月1日 31,487,700円 (消費税抜き)

(本体 30,929,000円+法定安全備品他価格 558,700円)
※平水・限定沿海仕様

10隻

(年間/国内)

法定安全備品類他の価格には、エンジン関係諸費用・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。

主な特長

「DFR」の高性能と機能性を継承

優れた走行性と釣り機能性
 V型船型に、W.T.B.(ウェーブスラスターブレード)を組み合わせ、優れたスピード性能とソフトな乗り心地を実現。また、幅広いチャイン(船側外板と船底外板の交線)により安定性を高めています。
 広々としたアフトデッキ(後部甲板)に加え、スクエアバウの採用により、バウデッキ(前部甲板)も拡大。余裕の釣りスペースを確保しました。
 ガンネル(舷側厚板)の位置を高めに設定することで、安定したスタンディングポジションを確保することができます。
 ガンネルは艤装を考慮し、カバーを用いないオープンガンネルを採用。ロッドホルダーなどの取り付けを容易にしています。


高性能ディーゼルエンジンの搭載と操船デバイス
 エンジンは低燃費で環境性能に優れた「D9-500」を搭載。最大出力368kW (500ps)を発揮し、加速性能とスピード性能を高めます。大容量の発電能力(12V/220A)を備え、多数の電子機器類の搭載を可能にしています。
 ヤマハのFSR(フィッシングサポートリモコン)とVOLVOの電子トローリングシステムを組み合わせた新開発の「スーパースローリモコン」を装備することができ(工場オプション)、簡単な操作でエンジンの超低速運転、船位の微妙な調整を可能としています。
 低速時での操船を容易にするバウスラスターを標準で装備し、さらにスタンスラスターを工場オプションで装着できます。


「DFR-FB」に加わった新たな特長

操船時の開放感と視認性を高めるフライングブリッジ仕様
 開放的な操船が魅力の定員2人のフライングブリッジを採用。遠方の海面変化をいち早く視認でき、また、操船者とデッキ上のアングラー(釣り人)との円滑なコミュニケーションを実現するなど、より幅広いボートフィッシングのスタイルに対応します。
 フライングブリッジの他、ロアーステーション(キャビン内の操船席)を装備。また、アフトデッキにも操船システムを追加(工場オプション)でき、様々な状況やフィッシングスタイルに対応する3ステーションでの操船を可能としています。


豊かな居住性
 高級感のある木目調のキャビンには5人が対面して座ることのできるラウンジシートやテーブルを備え、サロンスペースとして活用できます。また、冷蔵庫の設置(工場オプション)も可能です。

釣りを充実させる追加装備
 トランサムゲート(後部外板に設置した扉)を採用し、カジキなど大型魚の取り込みに対応しています。また、アフトデッキにはバトルステーション(大型魚の釣りスペース)の設置を可能としています。


【側面図、デッキレイアウト図】 ※オプション装備品を含む

【側面図、デッキレイアウト図】 ※オプション装備品を含む

主要諸元

仕様 DFR-FB
全長 11.07 m
全幅 3.20 m
全深さ 2.01 m
完成質量 5,586 kg
定員 12 名(フライングブリッジ2名)
搭載エンジン VOLVO D9-500
最大保証馬力 368 kW (500ps)
燃料タンク容量 650 L
清水タンク容量 56 L
航行区域 平水・限定沿海、または沿海
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