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2014年12月期 第1四半期連結業績の概要について

2014年5月13日発表

第1四半期連結業績について

 ヤマハ発動機株式会社の2014年12月期第1四半期連結累計期間の売上高は3,587億円(前年同期比311億円・9.5%増加)となりました。販売台数は、先進国向け二輪車や船外機、産業用機械・ロボットや電動アシスト自転車などで前年同期比増加し、全ての事業セグメントで増収となりました。
 営業利益は、主に先進国二輪車やマリンの販売増加による利益増加に加え、コストダウンの進捗により221億円(同82億円・59.0%増加)となりました。また、経常利益は229億円(同96億円・71.4%増加)、四半期純利益は147億円(同73億円・98.4%増加)となりました。
 なお、当第1四半期連結累計期間の為替換算レートは米ドル103円(同11円の円安)、ユーロ141円(同19円の円安)でした。

セグメント別の業績について

二輪車

 二輪車事業全体では、売上高2,255億円(前年同期比60億円・2.7%増加)、営業利益38億円(同8億円・27.4%増加)となりました。
 先進国の販売台数は、「BOLT」「MTシリーズ」「マジェスティS」などの新商品効果により、前年同期を上回る水準となりました。
 新興国の販売台数は、インドで「Cygnus α」、ブラジルで「YS150」「XTZ150S」などの新商品効果により増加、インドネシアでは需要が底堅く推移して前年並みとなりました。一方、景気減速により総需要減少が続くベトナム・タイでは減少しました。
 営業利益は、先進国・インド・ブラジルの販売台数増加、先進国通貨の円安効果、コストダウンなどが、一部新興国の通貨安影響やベトナム・タイの販売台数減少による利益の減少を吸収し増益となりました。


マリン

 マリン事業全体では、売上高711億円(前年同期比120億円・20.3%増加)、営業利益134億円(同31億円・29.7%増加)となりました。
 特に北米船外機市場で販売が増加したことに加え、大型モデルの販売比率の上昇、操船制御システム「ヘルム・マスター」など周辺機器の販売増加などもあり増収・増益となりました。


特機

 特機事業全体では、売上高299億円(前年同期比57億円・23.5%増加)、営業利益12億円(同19億円増加)となりました。
 北米でレクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル「VIKING」の投入効果により販売が増加したことに加え、日本でのゴルフカー販売が増加したことにより、増収・増益となりました。


産業用機械・ロボット

 産業用機械・ロボット事業全体では、売上高96億円(前年同期比35億円・58.1%増加)、営業利益18億円(同15億円・659.9%増加)となりました。
 アジアを中心に設備投資需要が回復し、サーフェスマウンターの販売台数が大きく伸張したことにより増収・増益となりました。


その他

 その他の事業全体では、売上高225億円(前年同期比39億円・20.8%増加)、営業利益19億円(同9億円・86.6%増加)となりました。
 電動アシスト自転車は、日本で大幅に販売が増加したことに加え、欧州へのE-Kit(電動アシスト自転車用システム)の輸出が本格化し、全体で大幅に販売台数が増加しました。


連結業績の見通しについて

 2014年12月期通期の連結業績予想につきましては、2014年2月12日の前期決算発表時に公表した予想(売上高1兆5,000億円、営業利益750億円、経常利益770億円、当期純利益450億円)を変更していません。
 なお、通期の為替レートは、米ドル100円(前期比2円の円安)、ユーロ135円(同5円の円安)の前提です。



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