欧州向けスポーツモデル「MT-09」 世界的なデザイン賞「Red Dotアワード」を受賞
2014年3月24日発表
ヤマハ発動機株式会社のスポーツモデル「MT-09」が、このたび、世界的に権威あるデザイン賞「Red Dot(レッドドット)アワード: プロダクトデザイン2014」を受賞しました。今年2月に受賞した「iFデザインアワード」に続く、2つ目のデザイン賞受賞となります。
「Red Dotアワード」は、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)」主催による世界的な格式の高いデザイン賞で、プロダクトデザイン、コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの3部門で、毎年卓越したデザイン性をもつ製品が選定されています。2014年度は、世界53ヵ国約1,800の企業やデザイナーから合計4,815点の応募があり、この中で当社の「MT-09」は「プロダクトデザイン」部門で同賞を受賞しました。
2013年9月から欧州を中心に販売している「MT-09」は、<ライダーのスロットル操作に対し、リニアなトルクを創出すること>を求める “クロスプレーンコンセプト”に基づいて開発した新設計エンジンを搭載。日常の速度域で乗り手の意思とシンクロする“意のままに操れる走りの悦び”を提唱したモデルです。
マスフォワードシルエットによる自由に操れる軽快感、どんな方向にも動きやすい“塊”を連想させるマス集中感など、ネイキッドとスーパーモタードをハイブリッドさせた“異種混合”のデザインが特徴です。
なお、2014年4月10日から日本国内でも発売します。
デザイン担当 株式会社GKダイナミックス動態デザイン部室長 笹浪 一正(ささなみ かずまさ)談
今回、MT-09が世界で最も権威あるデザイン賞の1つであるRed Dotアワードを受賞出来た事を、開発チーム一同大変嬉しく誇りに感じています。卓越した走行性能を極端にコンパクトな車体に凝縮させた新しいスタイリングが評価された結果だと感じています。今後も、ワクワクするような魅力的なデザインを創る事を目指します。