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欧州向けスポーツモデル「MT-09」 世界的なデザイン賞「iFデザインアワード」を受賞

2014年2月3日発表

 ヤマハ発動機株式会社のスポーツモデル「MT-09」が、このたび、世界的に権威あるデザイン賞「iFデザインアワード」のプロダクトデザイン部門で「iFプロダクトデザインアワード2014」を受賞しました。

 「iFデザインアワード」は、ドイツ・ハノーファーを拠点とするデザイン振興のための国際的な組織「インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー(iF)」が1953年から主催しているデザイン賞で、毎年、全世界の工業製品等を対象に、コミュニケーション、プロダクト、コンセプトの3分野で優れたデザインが選定されています。2014年度は世界55ヵ国から多数の応募があり、プロダクトデザイン部門ではさまざまな製品から1,220点が選ばれました。

 2013年9月から欧州を中心に販売している「MT-09」は、<ライダーのスロットル操作に対し、リニアなトルクを創出すること>を求める “クロスプレーンコンセプト”に基づいて開発した新設計エンジンを搭載。日常の速度域で乗り手の意思とシンクロする“意のままに操れる走りの悦び”を提唱したモデルです。
 マスフォワードシルエットによる自由に操れる軽快感、どんな方向にも動きやすい“塊”を連想させるマス集中感など、ネイキッドとスーパーモタードをハイブリッドさせた“異種混合”のデザインが特徴です。




「MT-09」(2014年欧州向けモデル)

 [デザイン担当 株式会社GKダイナミックス動態デザイン部室長 笹浪 一正(ささなみ かずまさ)談]
今回、MT-09が世界で最も権威あるデザイン賞の1つであるiFデザインアワードを受賞出来た事を開発チーム一同大変嬉しく誇りに感じています。乗り手が楽しめる速度域を低めに設定した事や、オフロードバイクの様にライディングポジションの自由度を上げる事で意のままに操れ、スポーツ感覚が日常的に味わえるモーターサイクルを実現しました。卓越した走行性能を極端にコンパクトな車体に凝縮するために、開発チーム一丸となって造り上げた新しいスタイリングが評価された結果だと感じています。今後も、乗り手が何気無い日常の走行の中でもワクワクするような魅力的なデザインを創る事を目標に、精進して行きたいと思います。

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