ニューモデルの投入で、スポーツボートのラインナップ充実 「242Limited S」「AR210」新発売
2013年11月5日発表
ヤマハ発動機株式会社は、スポーツボートの新たなフラッグシップモデルとなる「242Limited S」、およびミドルサイズのスポーツボート「AR210」を2013年12月より新発売します。
このほど新発売するスポーツボートは、パワフルな加速と高いスピード性能、軽快なハンドリング、多彩なマリンレジャーに対応する機能性、洗練されたデザインが特徴。なかでも「242Limited S」は、上質な居住空間を提供するラウンジシートや独特の形状を持つウェイクゲートなどを標準搭載した、ハイエンドモデルとして発売するものです。
ジェット推進式のエンジンを搭載したヤマハスポーツボートは、北米市場を中心に高い人気を得ており、近年は日本国内でも需要が増加しています。これらニューモデルの発売により、ヤマハスポーツボートは計6モデル(2013年は5モデル)となり、用途・目的に応じた選択肢が広がるラインナップになりました。
発売日 | 2013年12月1日 |
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販売計画数 | 242Limited S 5隻/年間、 AR210 10隻/年間 |
メーカー希望小売価格例 | 242Limited S:8,909,576円 (本体価格8,200,000円+法定安全備品他価格285,310円・消費税424,266円) AR210:6,894,626円 (本体価格6,300,000円+法定安全備品他価格266,310円・消費税328,316円) |
法定安全備品類他の価格には、法定安全備品類(ライフジャケット:定員数含む)・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。
「242Limited S」の主な特長
総排気量1,812cm3のNA(Natural Aspiration=自然吸気)High Output(ハイアウトプット)エンジン(180馬力)を2基搭載し、圧倒的なスピード性能、加速性能を発揮します。
バウ(船首部)からスターン(船体後部)にわたってラグジュアリーな空間を確保。カーペットやシート、ステアリングなどの質感にこだわり、フラグシップにふさわしい居住性を確保しています。
ホールド感のあるドライバーズシートは状況に応じて高さを調整でき、高い視線からの操船も可能です。ナビゲーターズシートはフラットにレイアウト変更できるほか、ラウンド形状のリアシートと合わせ大人数でテーブルを囲むことが出来ます。
広々としたスイミングプラットフォームには、スリップしにくいハイドロターフマットを採用。専用シートとシャワーを備え、快適な水上基地として機能します。
「AR210」の主な特長
総排気量1,052cm3のエンジンを2基搭載。スムーズ、かつ俊敏な走行性能を発揮します。
コックピットには3連式のメーター、スポーティなデザインのステアリングハンドルを採用。操船に必要な機能をコンパクトにまとめています。
バウシートは対面式にレイアウト。オーディオスピーカーやカップホルダーをレイアウトするなど、コミュニケーションスペースとしての機能を充実させています。
スイミングプラットフォームにはスリップしにくいハイドロターフマットを採用。着脱式のテーブルや背もたれも装備しています。
主要諸元
機種名 | 242Limited S | AR210 |
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全長 | 7.20 m | 6.50 m |
全幅 | 2.60 m | 2.60 m |
完成質量 | 1,596 kg | 1,333 kg |
定員 | 11 名 | 9 名 |
燃料タンク容量 | 189 リットル | 189 リットル |
搭載エンジン | 1,812cm3,High Output Engine×2 | 1,052cm3×2 |
呼称最大馬力 | 132.4 kW (180ps)×2 | 75 kW (102ps)×2 |
航行区域 | 限定沿海(母港から1時間の範囲で陸から5海里の範囲) |