インドのデザイン賞「インディアデザインマーク(I Mark)」を2年連続受賞 2013年の受賞はスクーター「CYGNUS RAY(シグナス・レイ)」
2013年4月16日発表
ヤマハ発動機株式会社のインドでの生産拠点、India Yamaha Motor Private Limited(I.Y.M)が生産・販売するスタイリッシュなスクーター「CYGNUS RAY」が、インドデザインカウンシル主催の「インディアデザインマーク(I Mark)」※を受賞しました。当社製品の受賞は、昨年の「YZF-R15」に続き、2年連続となります。
インドデザインカウンシルはインド商務産業省の関係機関で、公益財団法人日本デザイン振興会との連携協定により、日本の“グッドデザイン賞(Gマーク)”に準じたデザイン賞「インディアデザインマーク」を創設、2012年に第1回目の公募・審査が行われています。2年目となる2013年は、「CYGNUS RAY」を含め39件が受賞しました。
2012年9月導入の「CYGNUS RAY」は、経済発展に伴い若い女性層の社会進出が進むインド市場で、コンパクトで扱いやすく、スタイリッシュなデザインの女性向けスクーターを望む声に応えて開発したモデルで、当社初のインド向けスクーターです。デザインは “洗練&躍動感”をコンセプトに斬新なスタイリングに仕上げたほか、足つきのよさ・二人乗りでの快適性を考慮したシート、実用的で便利な収納スペースや、操作しやすいセンタースタンド及びサイドスタンドなど、女性に配慮したきめ細かな仕様が特徴です。
「CYGNUS RAY」デザイン担当 東原精治 (ひがしはら せいじ)マネージャー 談
今回、ヤマハ初のインド向けスクーター「CYGNUS RAY」にI Markを授与いただき心より光栄に存じます。このモデルをインドのお客様へ送り出すために関わったすべての人々が、同じ思いでおります。「CYGNUS RAY」 は、インドで社会に進出する若々しい女性たちの気持ちを試行錯誤しながら感じ取り、ヤマハの思いを込めて創り上げた、努力の結晶のスクーターです。
I Mark受賞の意味は、こうした私たちヤマハの活動をインドの社会が認め、評価していただけた結果だと思います。この受賞を励みに、今後も「CYGNUS RAY」 同様、魅力あるデザインの製品をインドへ送りだしていきたいと思っています。
※「インディアデザインマーク(I Mark)」:2012年から開始されたデザイン賞。インドにおいてデザインの価値と認知度を高め、ユーザーや製造業者のよりよいデザインに対する関心を伸ばし、よいデザインの推奨を通じて生活の質を向上させることを目的に実施されています。第2回「インディアデザインマーク」の受賞作全39件うち、日本企業3社5件の製品が受賞しました。応募には、「インドで生産されたものである」「インドでデザインされたものである」「インドで販売されているものである」の3条件の中から2つ以上を満たすこと、すでに製品として完成しており量産品であること、などの条件が必要となります。(公益財団法人日本デザイン振興会広報資料より)