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電動アシスト自転車用システムキットの欧州供給拡大について

2013年3月14日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、電動アシスト自転車用システムキットの欧州自転車メーカー2社への供給を開始しました。

 供給先は、オランダに本社のあるACCELL(アクセル)グループ傘下でドイツの自転車メーカーである「WINORA(ヴィノラ)社」と、デンマークの自転車メーカーH.F. Christiansen(クリスチャンセン)社の子会社である 「CycleVision(サイクルビジョン社)」です。
 各社の主な販売国は、WINORA社はドイツ、CycleVision社はフランス・オランダ・ベルギーです。

 電動アシスト自転車用システムキットは、ドライブユニット・バッテリー・ディスプレイ・充電器から構成されています。必要に応じてプラスチック製のカバー等のデザイン部品も供給します。

 これにより電動アシスト自転車用システムキットの供給は、昨年より取引を開始した「GIANT ELECTRIC VEHICLE (ジャイアント・エレクトリック・ビークル)社*」と合わせて3社となります。

ドライブユニットのみ供給

 欧州では、E-BIKE(イー・バイク)と総称される電動アシスト自転車の需要が、2012年に85万台(当社推定値)に達し、世界でも有数の電動アシスト自転車市場となっています。中でもドイツ・オランダが欧州市場全体の半数以上を占めています。

 当社は、成長戦略の一環として、国内での完成車販売、ドライブユニットの供給ビジネスに加え、グローバル展開として欧州地域の自転車メーカーとの連携を強化・拡大し、電動アシスト自転車用システムキットの供給ビジネスを展開していきます。総供給規模は、2015年には欧州域内で10万台を目指します。


電動アシスト自転車用システムキット
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