ヤマハ発動機株式会社の電動アシスト自転車PAS 20台が、岐阜県多治見市で2012年11月1日から開始される「多治見市電動アシスト自転車・電動バイク モニター実証実験」に使用されます。
「多治見市電動アシスト自転車・電動バイク モニター実証実験」は、通勤・通学時のマイカー使用に係わる温室効果ガス排出を抑制するため、クリーンエネルギー車両の普及促進を目指します。主な取り組みとしては、JR駅(多治見駅、小泉駅、根本駅、姫駅、古虎渓〈ここけい〉駅)を使用する市民や観光客を対象に電動アシスト自転車と電動バイクをモニターとして貸出し、その実践をベースに貸出方法の確立および普及に向けた課題を抽出するものです。
多治見市では、低炭素社会づくりを促進するための手段として、次世代型交通システムの誘導を図っています。その一つが昨年度JR古虎渓駅にて開始した「多治見市電動バイク等貸出事業」です。当社の電動バイク「EC-03」をモニターとして貸出し、ゼロエミッションな乗り物の普及の足がかりを探るだけでなく、太陽光発電システムによる充電施設を駅前に設置するなど、CO2排出ゼロを目指しています。
今年度は、利用駅を拡大する他、電動バイクに加え電動アシスト自転車も含めクリーンエネルギー車両の台数を増やすなど、活動規模を広げ、低炭素型交通手段のさらなる普及促進を推進します。
多治見市で使用される電動バイク「EC-03」と電動アシスト自転車「PAS」
|