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インド向けスクーター「CYGNUS RAY (シグナス レイ)」を新発売 急成長を続けるインドスクーター市場に参入

2012年9月14日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、信頼性と実用燃費に優れる空冷4ストローク115cc・CVT エンジンをコンパクトなボディに搭載し、<スタイリッシュ・デザインスクーター>を実現した新製品「CYGNUS RAY (シグナス レイ)」を開発、2012年9月末よりインド市場に導入します。当社がインド市場で初めて販売するスクーターカテゴリーの製品であり、インド市場でのシェア拡大を担う戦略商品です。

 「CYGNUS RAY」は、経済発展に伴い若い女性層の社会進出も進むインド市場で、スタイリッシュなデザインを持ち、コンパクトで扱いやすい女性向けモデルへの要望に応えるために開発したモデルです。
 エンジンについては、実用域で良好な燃費性能、滑らかな発進と力強い加速を兼ね備えた出力特性などを実現。ボディについては“洗練&躍動感”をデザインコンセプトに斬新なスタイリングに仕上げたほか、足つきのよさ・またがりやすさを考慮したシート形状、余裕の収納スペースや、操作しやすいセンタースタンド及びサイドスタンドなど、女性に配慮したきめ細かな仕様を織り込んでいます。

 なお、製造・販売はグループ会社 India Yamaha Motor Pvt. Ltd.(以下IYM)で行います。



製品写真

「CYGNUS RAY (シグナス レイ)」


名称

「CYGNUS RAY」

発売日

2012年9月下旬

メーカー希望小売価格

46,000インドルピー (デリー店頭価格)

販売計画

12万台(発売から1年間、インド国内)



市場ならびに導入の背景

 インド二輪車市場は、年間約1,300万台の総需要(2011年/ヤマハ調べ)があり、好調な個人消費や人口の拡大などにより成長を続けており、2012年度には中国を抜き世界第1位の市場になると予測されています。 
 なかでもスクーターカテゴリーは、2006年には市場の約11%の約90万台でしたが、2011年には市場の約18%を占める約240万台となっており、急速に市場が拡大しています。
 直近では、ガソリン価格をはじめとした物価の上昇や、金利の高止まりなどを要因とする消費マインドの冷え込みなどで、市場全体の伸長は鈍化傾向にあるものの、女性の社会進出に伴うスクーターユーザーの増加などを背景に、スクーターカテゴリーは今後もさらなる拡大が見込まれています。

 インドのスクーターは、重量感ある大柄な車格を持った男性向けモデルや、家族で共用することを想定したモデルが主流ですが、女性ユーザーに合った、扱いやすいコンパクトなモデルへの要望も高まってきているという市場背景を踏まえ、デザインや新しさを重視する「若い女性」をターゲットに、「CYGNUS RAY」を企画開発しました。


イメージ 2012年7月23日、IYMは、インド映画界で有名な国民的女優、ディーピカー・パードゥコーン(Deepika Padukone)をインドにおけるヤマハスクーターのブランド大使に任命しました。彼女の持つ“クール&ビューティ”なイメージは「CYGNUS RAY」のスタイリッシュなイメージそのものであり、今後CMやポスターをはじめ、彼女を起用したさまざまな広告・広報活動を予定しています。こうした取り組みが、彼女にあこがれる若者層に対するヤマハブランドの訴求力向上に大きく貢献するものと期待しています。


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