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GIANTグループと電動アシスト自転車の共同開発について 欧州地域でのドライブユニットOEM供給を本格展開

2011年8月28日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、世界最大規模の自転車メーカーである「GIANT(ジャイアント)社」の電動自転車及び電動アシスト自転車の開発・製造子会社である「GIANT ELECTRIC VEHICLE(ジャイアント・エレクトリック・ビークル)社(以下『GEV社』)との間で、電動アシスト自転車のドライブユニットOEM供給及び電動アシスト自転車の共同開発について基本合意し、欧州市場でのドライブユニットOEM供給ビジネスを9月より本格的に展開致します。

 このたびの合意は、センターマウントのドライブユニットを得意とし、欧州での本格展開を目指す当社と、同タイプのドライブユニットが主流のドイツ市場で拡販を目指すGIANTグループの戦略が一致したものであり、今後両社は長期的な協力関係の構築を目指します。
 また、共同開発契約は2011年10月に締結し、GEV社が電動アシスト自転車の車体、バッテリー、スイッチメーター、カバー類を開発し、当社がドライブユニットを開発することが主な内容です。

 共同開発契約を締結後、商品の共同開発を進め、このたびGIANTグループは、2012年8月29日よりドイツで開催される世界最大規模の自転車見本市「EUROBIKE」で、当社のドライブユニットを搭載したGIANTブランドの電動アシスト自転車を発表します。

 近年欧州ではE-BIKE(イー・バイク)と総称される電動アシスト自転車の需要が、2011年には70万台(当社推計値)に達し、世界でも有数の電動アシスト自転車市場となっています。欧州市場全体のなかでは、ドイツ・オランダが半数以上をしめている主要市場です。

 当社は、成長戦略の一環として、国内での完成車販売、ドライブユニットの供給ビジネスに加え、自転車メーカーとの連携を強化・拡大し、欧州地域でのドライブユニットの供給ビジネスを展開していきます。総供給規模は、2015年には欧州域内で10万台を目指します。


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