ヤマハ発動機株式会社は、2012年6月下旬より、中国向けYBシリーズに「YB125SP」を新たに導入します。
「YB125SP」は、中国二輪車市場での販売拡大を目指し、高い実用性とともに扱い易さ、手軽さを求めるニーズに呼応した製品で、当社の次期中期経営計画※にある「事業規模拡大」政策を担う製品のひとつとなります。生産は重慶建設・ヤマハモーターサイクル有限公司(以下CJYM:Chongqing Jianshe・Yamaha Motor Co., Ltd.)が行い、当社グループ会社の上海ヤマハモーターサイクル販売有限公司(Shanghai Yamaha Jianshe Motor Marketing Co., Ltd.)が販売します。
年間約1,400万台で推移する中国二輪車市場では、実用性の高いモーターサイクル型のモデルが約6割を占めています(2011年/ヤマハ調べ)。その中で、2004年からCJYMが生産している「YB125」は、信頼性と実用性の高さで根強い人気を得ています。
「YB125SP」は、現行「YB125」の基本性能を継承しながら、初心者でも扱い易い乗車性、また長時間の荷物運搬や二人乗りでも快適さを求めるニーズに応えました。足付き性が良くリラックスできるライディングポジション、二人乗りでも快適なロング&ローシート、フラットで積載性の高いリアキャリアなどが特徴です。
なおバリエーションは4種あり、ホイールの種類(キャスト/スポーク)、フロントブレーキ方式(ドラム/ディスク)、主な外装パーツへのメッキ処理の有無などを選べ、幅広いニーズに応えます。
※当社は、次期中期経営計画(平成25年度から平成27年度まで)において「持続的成長による企業価値向上」を目指し、「事業規模」拡大、「財務力」強化、「企業力」向上に取り組んでまいります。 |