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インド生産のスーパースポーツモデル「YZF-R15」 インド初の国家的デザイン賞「インディアンデザインマーク(I Mark)」を受賞

2012年5月24日発表

 ヤマハ発動機株式会社のインドでの生産拠点、India Yamaha Motor Private Limited(I.Y.M)が生産・販売する150ccスポーツモデル「YZF-R15」が、インドデザインカウンシル主催の「インディアデザインマーク(I Mark)」を受賞しました。

 インドデザインカウンシルは、インド商務産業省の関係機関で、(財)日本デザイン振興会との連携協定により、日本の“グッドデザイン賞(Gマーク)”に準じたデザイン賞「インディアデザインマーク」の創設を2010年より準備、今回その第1回目となる公募・審査が行われたものです。総応募数78件の中から、31件が受賞、この中で日本企業製品の受賞は、ヤマハ「YZF-R15」を含む3社4製品でした。

 「YZF-R15」は、“移動手段”としてのバイクが主流のインド市場に、”走りを楽しむ”という新しい価値観を提案するものとして2008年から発売しているモデルで、インド市場におけるヤマハブランド価値向上に大きく貢献しています。同排気量クラスとしてはインド初の本格的スーパースポーツで、2011年秋にはモデルチェンジを行い、さらにスポーティなデザインとなりました。“YZF-R シリーズ”直系のボディデザイン、スポーティな走行性、快適な乗り心地、市街地での扱いやすさなどが支持されています。



写真

「YZF-R15」 インド生産モデル



株式会社GKダイナミックス「YZF-R15」デザイン担当 笹浪一正(ささなみかずまさ)デザイナー談

 

この度、インドのデザイン賞「インディアデザインマーク(I Mark)」の設立第一回目の受賞の報を受け、多くのエントリーから「YZF-R15」のデザインが高く認められたことを大変光栄に思っております。この度の受賞は単にスタイリングのみの評価ではなく、ヤマハ発動機製品の国際的な品質の高さや、一貫したモノづくりのフィロソフィーを評価いただけたと思っております。この受賞を弾みに今後も魅力的なデザインを創造していけるよう努力いたします。

 

日本企業の受賞作紹介:今回、受賞に至った日本企業3社の製品4件は、いずれもインド国内で生産が行われており、外国企業の製品でありながらインド国内市場で一定の評価を得ているものとして「インディアデザインマーク」に応募されました。「インディアデザインマーク」は、インドの産業界と社会においてデザインの価値とその認知度を上げ、ユーザーや製造業者のよりよいデザインに対する関心を高めること、よいデザインを奨励することで生活の質を高めることをおもな目的としますが、その基準を満たした優れたデザインとして高く評価されています。(公益財団法人日本デザイン振興会広報資料より)


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