ヤマハ発動機株式会社は、2012年4月1日付にて、「デザイン本部」本部長直下の「デザインディレクター」として、ヤマハ株式会社のデザイン研究所長や信州大学教授を歴任し、デザイン組織マネジメントや海外へのデザイン発信活動の経験が豊富なデザイナーの吉良康宏氏を迎え入れます。 吉良氏は、教育機関で若手デザイナーを育成してきた経験などを生かし、長期的なデザイン戦略の策定やデザイン組織の構築、人材育成など、幅広くデザインに関するマネジメント業務を担います。
当社は、2012年1月に「デザイン本部」を新設し、全社的なデザイン総合力を強化しています。「デザイン本部」の傘下には、主に製品系デザインを担当する「立体デザイン部」および「カラーリングデザイン部」、コーポレートデザインを中心に担当する「デザイン推進部」を設置。「デザインディレクター」は、デザイン本部長のもと、全ての部に関わりながら、デザインマネジメントを推進します。これは、商品だけではなく、ヤマハ発動機のブランド、デザインに関する全ての事柄について、グローバルに統括し、共通のコンセプトを発信するための取り組みです。
当社は、次期中期経営計画において「持続的成長による企業価値向上」を目指し、「事業規模」拡大、「財務力」強化、「企業力」向上に取り組んでまいりますが、このたびの施策は「企業力」向上につながるものであり、今後も全社一体となってデザイン総合力を強化してまいります。 |