ヤマハ発動機株式会社の電動バイク「EC-03(イーシー ゼロ スリー)」8台が、岐阜県多治見市で2011年12月1日から開始される「多治見市電動バイク等貸出事業」に使用されます。
「多治見市電動バイク等貸出事業」は、通勤通学時のマイカー使用に係わる温室効果ガス排出を抑制するため、クリーンエネルギー車両の普及促進を図ろうと、古虎渓(ここけい)駅を使用する市民を対象に電動バイクをモニターとして貸出し、貸出方法の確立および普及に向けた課題を抽出するものです。また、環境イベント等での展示や試乗などでも使用し、電動バイクの普及・促進や認知向上に向けた取り組みを実施します。
ゼロエミッションな乗り物で軽くて扱いやすく、また使用中のメンテナンス体制も万全であることから、モニターの方が安心して使用できるとの理由で、「EC-03」が「多治見市電動バイク等貸出事業」に起用されました。
古虎渓駅前のモニターイメージ
なお今回のモニター事業を実施するに当たり、古虎渓駅前駐輪場に太陽光発電を利用した充電装置が設置されます。
多治見市では、来年度以降も本モニター活動を継続し、クリーンエネルギー車両の購入に至るまでの課題を整理する中で補助金などの支援等も検討しています。さらに市内のJR各駅にて、電動バイクに加え電動アシスト自転車も含めクリーンエネルギー車両の台数を増やし、観光客や通勤通学者を対象にさらなる普及促進を図る活動も予定されています。 |