ベンチとしても使えるプールサイドに最適な「コースロープ収納ボックス」新発売 2011年10月3日発表 ヤマハ発動機株式会社は、1992年の発売以来好評なヤマハ「コースロープ収納ボックス」を一新し、2011年10月より発売します。 今回の「コースロープ収納ボックス」は、設置サイズはそのままに、従来より要望の多かった収納能力を大幅に高めました。またボックス内の下部を波形形状とし、すっきりと効率よく収納ができ、取り出しも楽に行えます。 さらに座りやすさにこだわり、ゆったり座れる幅広で座り心地の良い座面形状を新たに採用しました。素材はプールと同じ耐久性及び耐侯性に優れたFRP※を使用。ガススプリングを蓋の内側に配置するなど構造をシンプルにし、メンテナンス性も向上させたほか、蓋のロック機能を標準装備するなど機能も充実しています。 なお、種類は25mプール用、20mプール用、15mプール用、ベンチ・収納用(3.8m)の4タイプです。 ※ FRP:ガラス繊維強化プラスチック(ポリエステル樹脂とガラス繊維から構成)は耐久性に優れた素材です。 比重は鉄鋼の約25%、アルミニウムの約60%など、他の素材に比べ極めて軽い特徴を持つと共に、自由な形状を作ることができます。また、長寿命でありながら、セメント材料と熱へのリサイクルも実現しています。 ヤマハ 「コースロープ収納ボックス」(25mプール用) 名称 ヤマハ 「コースロープ収納ボックス」 発売日 2011年10月 販売計画 100基(3年間、国内) 開発の背景と製品の概況 当社はプール本体の製造だけではなく、プール施設に求められる理想の環境を追求し、プールをより快適に安心して利用いただくため、プールサイドシェルター(日除け)やシャワーユニットなど、プール周辺設備の開発を行ってきました。 これまで屋外プールでは、夏季のシーズン終了後、長いコースロープをフェンスに引っ掛けたり、倉庫に巻いて保管するなど、収納場所や取り扱いに困っていました。そのような中、1992年より販売を開始した初代「コースロープ収納ボックス」は、シーズン中はプールサイドの休息用ベンチとして、シーズンオフはコースロープの劣化を防ぐ収納容器として、プール環境の向上を実現しました。またFRP素材の採用による優れた耐久性も高い評価を得てきました。 今回発売する製品は、収納能力を大幅に向上させると共に、快適な座り心地や機能性、メンテナンス性を充実させました。またデザインも一新しています。 製品の主な特徴 (1)収納能力の向上 設置サイズはそのままに、収納能力を大幅に向上(従来 Φ60 13本→18本)。新たに波形形状を収納下部に設けることで、コースロープを効率良くすっきり収納でき、取り出しも楽に行えるようにしました。 (2)座りやすさの向上 座りやすさにこだわり、蓋の座席形状を、子どもから大人まで、1人1人がゆったり座れる幅広で安心感のある曲面を生かした形状としました。 (3)信頼性の向上 ガススプリングを蓋の内側に配置するなど構造をシンプルにし、メンテナンス性を向上。また強風時に蓋が開くのを抑止するロック機能も標準装備しています。 ヤマハ 「コースロープ収納ボックス」本体図 波形形状で収納しやすく、楽に取り出せる 独立した座席形状 標準装備のロック機能 ヤマハ 「コースロープ収納ボックス(25mプール用)」 主要仕様諸元 構 成 収納ユニット×8、端部ユニット左右各1 本体サイズ 全長 2,620mm×全幅 565mm×全高 450mm コースロープ収納能力 Φ60 18本、Φ80 10本 カラーリング ミルキーホワイト メーカー希望小売価格 ヤマハ 「コースロープ収納ボックス」 25mプール用 2,698,500円 (本体価格2,570,000円・消費税128,500円) ※本体施工費、運搬費は別途 掲載の情報は発表当時のものです。価格及び仕様は予告なく変更される場合があります。 >> プールの製品情報はこちら