ヤマハ発動機株式会社では、2011年6月10日、サーフェスマウンター(表面実装機)の出荷台数が3万台(OEMの出荷台数を含む)に達しましたのでご案内します。3万台達成のモデルは「YS24」です。
当社は、工場の自動化に貢献する産業用ロボット事業分野に次ぐ、新たな分野として電子部品をプリント基板へ搭載するサーフェスマウンターの開発に着手。1984年にOEM出荷を開始したのに続き、1987年には当社ブランドとしての第1号機「YM4600S」を発売し、電子部品実装装置市場に本格的に参入しました。以来、事業の拡大を続け、2001年2月にサーフェスマウンター出荷累計1万台を、さらに2006年3月には出荷累計2万台を達成しています。
当社のサーフェスマウンターは、電子・電気部品の小型化・多様化が進む中、マシン単体時だけでなく、複数台を連結することで高速性・作業性・汎用性を大幅に向上させる「モジュールコンセプト」を提唱し、市場から高い評価を得てまいりました。
近年は、設備コストの軽減や、省スペース化、省エネルギー化など、さらに付加価値の高い製品を求める傾向にあります。
当社では、設計・製造・販売・サービスが一体となった効率的な事業体制を構築するほか、モーター制御やビジョンカメラによる画像認識技術などのコア技術を生かして開発されたクリームハンダ印刷機や電子基板検査装置、フリップチップ実装機などを提供することで、電子部品実装機器のフルラインナップメーカーとして、多様化する顧客のニーズに最適な生産ラインを提案しています。
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