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2011年12月期 第1四半期連結業績の概要について

2011年5月12日発表

第1四半期連結業績について

 ヤマハ発動機株式会社の2011年12月期の第1四半期連結業績は、売上高は為替換算の影響はあったものの、新興国での二輪車販売の増加や北米での船外機の出荷増加、表面実装機の売上拡大などにより、前年同期比2.8%増の3,186億円となりました。
 利益面では為替円高の影響や成長戦略のための開発費増加はあったものの、売上増加による荒利の増加、構造改革効果、経費削減などにより、営業利益は前年同期比114.6%増の206億円、経常利益は同69.5%増の263億円、四半期純利益は同79.0%増の134億円となりました。
 為替換算レートは、USドル82円(前年同期比9円円高)、ユーロ113円(同12円円高)でした。

事業セグメント別の業績について

 二輪車事業は、米国での販売は前年同期並み、欧州での販売は減少しましたが、アジアや中南米などの新興国では引き続き販売が好調に推移しました。これらの結果、二輪車の販売台数は前年同期比で増加しましたが、為替換算影響などにより売上高は前年同期並みの2,197億円となりました。営業利益は為替影響はあったものの、新興国での販売増加や固定費削減効果などにより、同11.9%増の133億円となりました。
 マリン事業は、北米での船外機やウォータービークルの需要回復などにより、売上高は前年同期比17.9%増の506億円、営業利益は同248.1%増の42億円となりました。
 特機事業は、北米の四輪バギーの出荷台数が増加し、売上高は前年同期比7.1%増の217億円、営業利益は同58億円改善の6億円となりました。
 その他の事業は、表面実装機の売上高は増加したものの、東日本大震災の影響による自動車エンジンの出荷減少などにより、売上高は前年同期並みの265億円、営業利益は同50.0%増の25億円となりました。

通期連結業績の見通しについて

  2011年12月期の通期連結業績見通しにつきましては、東日本大震災の影響等が不透明な状況であり、2011年2月15日発表時の数値(連結売上高1兆3,500億円、連結営業利益530億円、連結経常利益550億円、連結当期純利益200億円)からの変更はしていません。
 なお、通期の為替換算レートは、USドル82円(前期比6円円高)、ユーロ110円(同6円円高)の前提です。

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