プールサイドに最適な日影空間を提供 ヤマハ「プールサイドシェルター」新発売 2011年4月27日発表 ヤマハ発動機株式会社は、屋外プールの設置に最適な日除けとして好評のヤマハ「プールサイドシェルター」の仕様や機能を一新し、2011年5月より発売します。 今回発売のヤマハ「プールサイドシェルター」は、従来タイプの曲線を生かしたスマートなデザインはそのままに、新たに構造形式を「吊り屋根方式」に変更し、柱割りを見直しました。屋根材にはプールと同じ耐久性および耐候性に優れたFRPを使用し、FRP*の特徴である自由曲面を生かした形状で軽快なイメージを実現しました。 さらに、支柱など主な金属部品はステンレス製としメンテナンス性も向上させています。 *FRP:熱硬化性樹脂(ポリエステル樹脂)とガラス繊維からできているため比較的安定した耐熱性を示します。さらに、比重は鉄鋼の約25%、アルミニウムの約60%など、他の素材に比べ極めて軽い特徴を持つと共に、成形性にも優れています。また、長寿命で再利用も可能で、セメント原材料と熱へのリサイクルも実現しています。 名称 ヤマハ「プールサイドシェルター」 発売日 2011年5月 価格例 3.6mモデル 1,200,000円(消費税別) 6.0mモデル 2,000,000円(消費税別) *基礎工事、本体施工費、運搬費は別途。 *施工費、仕様は設置場所により異なる。 販売計画 75基/3年(国内) 開発背景と製品の概況 これまでプール施設専用の日除け(シェルター)を製造しているメーカーは少なく、ほとんどの日除けは、他の目的で設定されたものを流用するか、現地製作で対応をしていました。 そのような中、当社はプール本体の製造だけではなくプール施設に求められる理想の環境を検証し、プールをより快適に安心して利用いただくために洗眼ユニットやシャワーユニットなどのプール周辺設備(プールサイドコンポ)の開発を行ってきました。 1995年より販売を開始した初代「プールサイドシェルター」は、プール施設専用に開発されたものが少なかった市場で、耐候性に優れ、素肌にもやさしいFRP製屋根と曲線を生かしたスマートなデザインが高い評価を得てきました。今回、新たにデザインや機能を見直してモデルチェンジを図りました。 製品の主な特徴 (1)構造形式 従来の支柱の柱割りを変更し、外観をすっきりさせた「吊り屋根方式」としました。屋根部は従来通り自由な曲面形状を生かし軽快なイメージの演出を図りました。 (2)メンテナンス性の向上 支柱などの主要な金属部品を従来のスチール+アルミめっき仕様からステンレス製に変更し、耐久性アップや清掃などのメンテナンスを容易にしました。 (3)コンパクト設計 狭い設置スペースにも対応し、従来タイプと比較した場合(3.6mモデルの場合)全長で540mm、全幅で130mmのコンパクト化を実現しました。 仕様諸元(3.6mモデルの場合) 商 品 名 プールサイドシェルター(3.6mモデル) 構 成 屋根ユニット+柱パイプ+ステーパイプ 本体サイズ 全長3,600mm×全幅2,280mm×全高2,500mm 屋根ユニット 3 ユニット ゲルコート+FRP 柱パイプ 2本 SUS304 φ101.6mm×t4mm ステーパイプ 4本 SUS304 φ27.2mm×t2mm カラーリング (屋根下面) (屋根上面) ミルキーホワイト アイボリー 掲載の情報は発表当時のものです。価格及び仕様は予告なく変更される場合があります。 >> プールの製品情報はこちら