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-世界初- 車両用車体制振ダンパー「パフォーマンスダンパー」二輪車用を新開発・欧州にて発売

2011年3月15日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、車両用車体制振ダンパー「パフォーマンスダンパー」を、二輪車用として新たに開発、欧州市場にて「TMAX」のオプション装着品として2011年4月20日より発売します。車両用車体制振ダンパーを二輪車用に搭載できるものは量産品としては世界初となります。

 「パフォーマンスダンパー」は、2000年に基本概念を発案後、2004年4月に量産自動車用として初めて採用されて以来、さまざまな特設車種においてコーナリングパフォーマンスや快適性の向上を実現するものです。

 二輪車用車体制振ダンパーは製品名称を「ヤマハパワービーム」と名付け、欧州市場を中心にオートマチック・スーパースポーツとして人気の「TMAX」専用に開発したものです。自動車用として高い評価を得ている「パフォーマンスダンパー」の効果と同様、二輪車でも車体の変形と振動を吸収することで快適性の向上を図り、幅広い方に効果が体感できるものとしました。


ヤマハパワービームの特徴

 通常二輪車のフレームは走行に伴いごくわずかな変形が生じています。 弾性体である金属製のフレームは変形に対する減衰性が低いため、外力による変形エネルギーはほぼそのまま蓄積・放出され、固有振動数で変形を繰り返そうとします。
  「ヤマハパワービーム」は、フレームの一箇所への減衰付加により、その変形エネルギーを吸収し、熱エネルギーとして発散させるようにしています。これによりフレームの過大な変形速度が抑制され、快適性の向上を実現するものです。



製品名称

「ヤマハパワービーム」(オプション装着品)

対象機種

欧州市場向け「TMAX」(現行モデルのみとなります。)

発売日

2011年4月20日

販売計画

600個(年間)



製品写真 製品写真

TMAX用「ヤマハパワービーム」

欧州市場向け「TMAX」


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