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ヤマハ発動機とボルボ・ペンタ社が船外機用操船制御システムの共同開発に関する契約を締結

2010年12月6日

 ヤマハ発動機株式会社は、スウェーデンの船舶用エンジンメーカーAB Volvo Penta(ボルボ・ペンタ)社(代表者GoranゴランGummesonグメソン)との間で船外機用操船制御システムを共同開発することで合意し、2010年12月1日に契約を締結しました。

 今回共同開発を進める船外機用操船制御システムは、船外機の推進力や操舵などを一元的に制御することで、操船者の意思に沿ったとおりのボートの動きを可能にするシステムです。このシステムの導入により、ボート操船の初心者でもマリーナ内や水路など特に狭い水域での操船が容易になり、お客さまの利便性が向上します。
 このシステムの開発においては、当社は船外機による推進システムの面、ボルボ・ペンタ社は操舵系の制御技術面というそれぞれの強みを活かして進めていきます。また、将来的には船外機に加え、ボルボ・ペンタ社の船舶用ディーゼルエンジンまでカバーする、幅広い操船制御システムの開発を目指します。

 ボルボ・ペンタ社は、船舶用、工業用ディーゼルエンジンのメーカーとして12馬力から900馬力まで幅広いラインナップをもち、その技術力やアフターサービスが世界中で高い評価を受けています。また、エンジン本体ばかりでなく船舶用推進システムや操船制御システムの分野においても、2005年に発売されたIPS(Inboard Performance System)をはじめ、これまでに画期的な製品を開発・製品化してきた実績があります。

 今後は、両社の強みを活かすことで市場競争力をさらに高め、高品質で信頼性の高い製品を世界のマリン市場に提供してまいります。

ヤマハ発動機株式会社の概要

会   社   名

ヤマハ発動機株式会社

所   在   地

本社 静岡県磐田市新貝2500番地
ME事業部 静岡県浜松市南区新橋町1400番地

創       立

1955年7月1日

代 表 者 名

代表取締役社長 柳 弘之(やなぎ ひろゆき)

資   本   金

85,666百万円(2010年6月末現在)

従 業 員 数

10,690人(2009年12月現在)

事 業 内 容

二輪車、船外機、船舶、ウォータービークル、四輪バギー車、スノーモビル、自動車用エンジン、サーフェスマウンター等の製造・販売

売   上   高

1,153,642百万円(連結:2009年12月期)

ボルボ・ペンタ社の概要

会   社   名

AB Volvo Penta

所   在   地

スウェーデン ヨーテボリ市

創       立

1907年

代 表 者 名

(President & CEO):Goran Gummeson

資   本   金

非公開

従 業 員 数

1,400人

事 業 内 容

船舶用エンジン(レジャー向け及び業務向け)、船舶用パワーシステム、 産業用エンジン(発電機)の製造販売

売   上   高

約13億 USD(USドル)(2009年)

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