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ヤマハ船外機累計生産900万台達成について

2010年3月5日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、本日、当社製船外機の累計生産台数が900万台に達しましたので、ご案内します。

 1960年7月に第1号機の「P7」(7馬力)を生産して以来、1996年3月に累計生産台数500万台、2006年10月に800万台を達成、その後、約3年4カ月の間で100万台を生産し、このたびの900万台達成となりました。

 船舶の動力として用いられるマリン専用エンジンには、船外機、船内外機、船内機の3種類がありますが、当社では、プレジャーボート・和船など小型船舶向けの船外機を主に生産・販売しており、マリンエンジン事業に占める船外機の割合は90%を超えています。
 当社の船外機は、独自の小型エンジン技術をベースに、市場ニーズに合致する商品を開発、生産、販売しています。高性能・軽量・コンパクトをコンセプトとし、4ストロークモデルは2馬力から350馬力まで、2ストロークモデルは2馬力から300馬力までの製品をラインナップしています。
 当社の事業ビジョンである、「世界の人々の豊かなマリンライフに貢献するリーディングカンパニー」を目指して、世界180カ国以上に製品を供給し、サービス体制を整え、漁業の近代化やマリンレジャーの普及などに力を入れています。
 なお、船外機の製造は、袋井南工場、グループ会社のヤマハ熊本プロダクツ(熊本県八代市)、MBK Industrie(フランス)にて行っており、2009年の生産台数は約18万台です。

 今後は、当社船外機の商品優位性を確固たるものとするため、2007年比30%の燃費改善を目標とした技術開発や、米国排気ガス規制への対応など、環境対応をより充実させ、全世界、各エリアの使用環境に適した製品を提供していきます。


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