平成16年10月1日に施行されました「労働安全衛生法施行令」で、アスベストをその重量の1%を超えて含有する特定10品目(ブレーキパッド、ブレーキシューを含む)の製造・輸入・譲渡・提供・使用が同日より禁止されました。
ヤマハ発動機株式会社では、平成3年よりグループ会社を含め全社的に完成品および補修用部品のノンアスベスト化に向けて活動を続けてまいりました。しかしながら、上記対策に一部不備があり、台湾で製造する補修用部品の一部にアスベストを含有したブレーキパッド、ブレーキシューが、弊社の商流にて日本国内へ平成16年10月以降も輸入、販売されていることが判明いたしましたのでお知らせします。
当該ブレーキパッド、ブレーキシューの健康への影響については、外部の分析会社にて調査・分析を実施します。過去に弊社が調査した他のブレーキシューの分析結果では、空気中への飛散濃度は法定基準以下の数値でありました。
なお、当該対象補修用部品について、在庫品は法令に則って最終処分を行います。また、すでに販売済の補修用部品についても、改修をおこなってまいります。
お客さまへの告知につきましては、弊社ホームページにて告知させていただくとともに、販売先と連携して遅滞なく実施する予定です。お客さまからの問合せにつきましては、平成21年12月26日より、「部品コールセンター」を設置し、下記のフリーダイヤルにてお受けいたします。
お客さまをはじめ関係者各位には、大変なご迷惑をお掛け致しましたことを深くお詫び申し上げます。今後は再発防止に向けた対策を実行すると共に、コンプライアンスの徹底に取り組んでまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
|