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新基準対応電動ハイブリッド自転車PASシリーズ 多様化するニーズに対応したモデル展開

2008年12月25日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、電動アシスト自転車に関する法令改正に伴う新しいアシスト基準に対応し、なめらかで快適な走行を実現した電動ハイブリッド自転車PASシリーズを2009年2月5日より順次発売する。

 電動ハイブリッド自転車PASは、電動モーターがこぐ力とほぼ同じ力でアシストする自転車として、1993年に当社が世界で初めて開発・発売した。
 “人間感覚を最優先する”という開発当初の理念を受け継ぎながらPASユニットの小型軽量化やバッテリー性能の向上、走行性能、機能の進化など、年々商品の熟成を重ねてきた。昨今、環境意識の高まり、エネルギー問題や健康への関心などの社会的変化を受けて、電動ハイブリッド自転車市場は、年々順調に伸長し、2008年の年間総需要は30万台を超える見通しである。現在PASは、子育て主婦層やシニア層を始め、通勤・通学、レジャーなどに使用する若年層から実年層まで、年代性別を問わず幅広いユーザーに支持されている。

 こうした市場拡大傾向の中、2008年12月1日に「電動アシスト自転車のアシスト比率に関する法令基準の改正」が施行され、従来、時速15km未満において人力 対 アシスト力が最大1:1以下であったアシスト比率は、時速10km未満において1:2以下となった。
 お客様の脚力や使用状況がそれぞれ異なるなど、電動アシスト自転車へのニーズが多様化するなか、当社では、長年培ってきた独自の制御技術を活かし、発進時や登坂走行時の負荷を軽減し、乗りやすさ・扱いやすさ・快適さの向上を図った新基準対応モデルを開発。お客様がニーズに合致したモデルを選択できるよう、モデルごとに最適なアシスト力/バッテリー容量/走行距離を設定して、快適な走行を実現する。さらに、車体デザイン、カラーなど、多様化するニーズに合わせて選べるPASのバリエーション拡大を図っていく。



新基準対応PASラインナップイメージ

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