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モノづくり人材の育成を図る "グローバルトレーニングセンター"をインドネシアに開所

2008年11月12日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、本日、インドネシアの二輪車製造子会社であるヤマハモーターマニュファクチャリングウエストジャワ(略称:YMMWJ)の敷地内に、生産技術者教育施設"グローバルトレーニングセンター"を開所しました。
 本日、現地で行われた開所式には、インドネシア政府から工業大臣のファーミ・イディリス氏が、当社側からは代表取締役社長の梶川隆、現地法人社長の高橋吉輝らが列席しました。

 グローバルトレーニングセンターは、世界各地域におけるモノづくり技術の標準化と人材育成を目的として建設した施設であり、延床面積5,760m2の平屋建てで、大会議室(最大400名収容)や教室などの座学エリア、溶接・機械加工・組立・塗装・完成検査などの訓練を行う実技エリア、採用試験のための筆記試験会場、面接室などを備えています。  

 当社グループでは、これまで各生産拠点ごとに保有する「教育道場」における基本作業知識・スキルの技能教育は行っていましたが、全世界の生産拠点における技術、技能レベルの標準化が課題となっていました。
  このたび開所したグローバルトレーニングセンターでは、二輪車生産能力の増強に伴うYMMWJ新規採用者の教育を皮切りに、タイやベトナムといった周辺国からも研修生を受け入れ、アジア地域における技能者、監督者、製造技術者育成の世界共通のカリキュラムに沿った教育を行います。  

 当社グループでは、従来からのローカルの教育道場における研修や本社への留学制度に加え、各地域でのグローバルトレーニングセンター設置を図り、モノづくり人材のレベル向上を目指します。
 

グローバルトレーニングセンターでの研修風景

グローバルトレーニングセンターでの研修風景

グローバルトレーニングセンター(インドネシア)の概要

 

所 在 地

インドネシア西ジャワ州カラワン市

 

投資額

4,400,000USドル(約4億4千万円) ※1ドル=100円

 

延床面積

5,760m2(48m×120m)

 

施設開所

2008年11月

 

主要施設

座学エリア(大会議室、教室など)
実技エリア(溶接、機械加工、組立、塗装、完成検査など)
試験場(筆記試験会場、面接室)

 

施設人員

約40人(兼任トレーナー含む)

グローバルトレーニングセンターの外観

グローバルトレーニングセンターの外観
 

YMMWJ(インドネシア)の会社概要

 

社名

ヤマハモーターマニュファクチャリングウエストジャワ (略称:YMMWJ)

 

設立

2004年11月

 

代表者

社長 高橋吉輝(たかはしよしてる)

 

出資比率

ヤマハインドネシアモーターマニュファクチャリング 99.999%
ヤマハモーターアジア                  0.001%

 

事業内容

二輪車の製造・販売

 

従業員数

約3,400名

 

売上規模

売上高3兆1,202億ルピア(2007年12月期実績)

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