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ミッドシップマフラー、ラジアルタイヤなどを採用したインド向け新製品 「FZ16」について

2008年9月17日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、新設計の153cc空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載し、新しいネイキッドを提唱する「FZ16」を2008年10月よりインド市場で発売する。

 「FZ16」は、高い走りの基本性能に加えて、“自己表現ツール”としての二輪車の登場を期待する声に呼応したモデルである。“The cool street fighter”をコンセプトに掲げ<街中を活発に走れる潜在性能と見て・見られる優越感!>を主眼に開発。マス集中化に貢献するミッドシップマフラー、インド製二輪車初のリア・ラジアルタイヤ、大径41mmインナーチューブのフロントフォークなどを採用、凝縮感・筋肉美感を漂わせる外観とした。
 当社は2008年から2010年までの3ヵ年にわたる新中期経営計画において、インド二輪車事業の再建を重要課題のひとつとしている。今回発売の「FZ16」は、今年6月から発売して好評の「YZF-R15」とともに、インドの事業再建を図るための高付加価値マーケティング戦略における「魅力ある商品投入」の具現化となるものである。



製品写真

「FZ16」


名称

「FZ16」



市場背景と商品の概要

 インドの二輪車需要は、中国に続く世界第2位の規模で推移している。100cc~200ccのモーターサイクル型が中心で全需要の8割程度を占め、125ccは多彩なモデルが投入されてきた。ヤマハは、「FAZER(フェーザー)」(2004年)、「Gladiator(グラジエイター)」(2006年)を導入して需要を拡大してきた。また本年6月には水冷4バルブ150ccダイアジルシリンダー採用で、スーパースポーツYZF-Rシリーズの外観を彷彿させる「YZF-R15」を投入、スポーティな走りを求めるお客様から支持されている。 一方市場では自己表現とし二輪車を楽しむ傾向も顕著で「アグレッシブさ」「誇示できる雰囲気」を備える次代のモデル登場を期待する声が聞かれ、今回の「FZ16」はこのニーズに呼応した。


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