アジアセンター(タイ)の新社屋建設と移転について -ASEAN域内での事業競争力を強化- 2008年5月14日発表 ヤマハ発動機株式会社の連結子会社で、タイでASEAN向け二輪車モデルの開発やASEAN域内における部品・原材料の調達や供給等を行っているYamaha Motor Asian Center Co., Ltd.(以下YMAC)は、ASEAN域内での調達・開発機能の更なる強化を目的に、同国で二輪車製造を行っているThai Yamaha Motor Co., Ltd.(以下TYM)の敷地内に新事務所となる社屋を建設すべく、本日、現地で起工式を行いました。 現在、YMACはバンコク市内のオフィス(生産企画・管理、調達、品質管理等の機能)とバンコク郊外サムットプラカン地区のTYM内に所在するオフィス(開発機能)の2ヵ所に分かれて事業を行っています。 このたび、新たにTYM敷地内に新社屋を建設、バンコク市内のオフィスを移転することで、2ヵ所に分かれていたYMACの機能を1ヵ所に集約します。また、製造会社であるTYMと合わせて、開発から調達、製造を一体化することで、業務の効率化とスピードアップを図り、今後更なる拡大が見込まれるASEAN地域での事業競争力の一層の強化を図って参ります。 YMACは、これまでにASEAN共通モデルのVEGA-R(110cc)、X1R(135cc)などの開発に加え、域内での原材料・部品調達等で当社の二輪車事業の競争力強化に寄与しています。今後は、これらの機能を更に強化し、ASEAN域内での当社グループの販売拡大に更に貢献していきます。 なお、建設予定のYMAC新社屋は、鉄筋コンクリート3階建てで延床面積は4,000m2、完成は本年(2008年)12月を予定しており、その後2009年1月に移転・稼動となります。 建設に掛かる投資額は約5億円を計画しています。 YMAC新社屋完成イメージ