ヤマハ発動機株式会社は、軽量・低床・コンパクトなアルミフレームに20インチタイヤを採用した「PAS CITY-C リチウム」と「PAS コンパクト リチウム」について、機能を向上させた新しい走行モード「オートエコモード プラス」を採用し、2007年7月6日より発売する。また、「PAS CITY-C リチウム」は同時に新色(Sベージュ)を追加設定する。
「オートエコモード プラス」は、2006年に「PAS リチウムシリーズ」に採用したパワフルアシストと長距離走行を両立させる「オートエコモード」をさらにかしこく進化させた新走行モードである。
このモードは、ペダルにかかる負荷を感知し、こぐ力に合わせてアシスト力を自動で3段階(「強」「中」「弱」又は「切」)に切り替え、なめらか、かつパワフルな走行を可能にしている。さらに平坦路や下り坂など、負荷の少ない走行時にはアシスト力を自動でセーブし、その節電効果により、走行距離は最大で約53km※を実現。
また、アシストの切替スイッチ(標準モード/パワーモード)とオートエコモードボタン(ON/OFF)の併用により、使用状況に合わせて4パターンの走行モードが選択可能となる。
さらに、メインスイッチをオフにしてもライトが継続点灯する機能「ほっとライトシステム」を採用している。
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標準モード・オートエコモードボタンONで一般路走行時の一充電あたりの走行距離のめやす
一般路走行:バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行したときのテストデータ |
名称 |
ヤマハ「PAS CITY-C リチウム」
ヤマハ「PAS コンパクト リチウム」 |
発売日 |
2007年7月6日 |
カラーリング |
「PAS CITY-C リチウム」
Sベージュ(新色)、Bブラック(継続)
「PAS コンパクト リチウム」
ホワイトパール、ブルーパール、ペールマゼンダ(いずれも継続) |
販売計画 |
2,500台(年間、国内) |
1993年の初代ヤマハPAS登場以来、ヤマハでは“人間感覚を最優先する”という開発当初の理念を受け継ぎながらPASユニットの小型軽量化やバッテリー性能の向上など、年々商品の熟成を重ねてきた。
従来、幼児の送り迎えなどに使用する主婦層や年配者が需要の中核をなしていた電動ハイブリッド自転車市場であるが、現在は、通勤・通学などに使用する若年層や男性の需要も増加傾向にある。
また昨今、小径の自転車を求める市場ニーズが高まっている。それに伴い、軽くてコンパクトなデザイン性重視の「PAS CITY-C リチウム」と、シティユースでの利便性に加え、小柄な方でも快適に走行できることを重視した「PAS コンパクト リチウム」は、“軽くて、コンパクトで、扱いやすく、しかもしっかり走るモデル”として支持を得ている。
今回発売する2007年モデルは、より快適、軽快に電動ハイブリッド自転車を利用いただくため、新しい走行モード「オートエコモード プラス」を新設定した。これにより「オートエコモード プラス」搭載モデルは、PAS リチウム、PAS リチウムL、PAS CITY-S リチウム、PAS CITY-S リチウムL、PAS CITY-F リチウム、PAS CITY-X リチウム、PAS リトルモア リチウム、PASと合わせ計10モデルとなる。 |
■取り回しやすい20インチタイヤ採用の軽量コンパクト設計
20インチタイヤと低床の軽量アルミU型フレームを採用したコンパクトな車体(PAS CITY-C リチウム 全長:1,540mm、車重:20.3kg、最低サドル高:715mm /PAS コンパクト リチウム 全長:1,575mm、車重:21.5kg、最低サドル高:730mm)により、足つき性が良く小柄な方も乗り降りしやすくなっている。
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■モノトーンでまとめたスタイリッシュデザイン(「PAS CITY-C リチウム」)
フレームを始め、チェーンケース、バッテリーケースなど、細部までモノトーンに統一、洗練されたシンプルで飽きのこないデザインとした。また、高品位で深みのある専用塗装、スポーティなサドルやアルミペダル、デルタハンドルなど、専用アイテムを採用している。 |
■デザイン性を引き立てる新色追加(「PAS CITY-C リチウム」)
幅広いユーザーニーズに応えようと、2007年モデルにはシンプルなデザインを引き立たせる新色・Sベージュを追加設定した。 |
■使いやすい機能の充実
(1)バッテリー電源を利用した「ホワイトLEDバッテリーランプ」にはメインスイッチをオフにしてもライトが継続点灯する機能「ほっとライトシステム」を搭載、(2)後輪錠を施錠すると自動的にハンドルもロックする「一発二錠」のカギには、ピッキングされにくく、盗難抑止効果が高い「ディンプルキー」を採用するなど、使いやすい機能を充実させた。 |
■「パワフル&ロング」がかしこく進化した走行モード
「オートエコモード プラス」の設定
「オートエコモード プラス」は、ペダルにかかる負荷を感知し、こぐ力に合わせて3段階(「強」「中」「弱」又は「切」)にアシストの切り替えを自動で行う機能である。こいでいる状況に合わせて自動でアシスト調整するため、わずらわしい操作をせずに、なめらか、かつパワフルな走行を実現。さらに、平坦路や下り坂など、負荷の少ない走行時にはアシスト力を自動でセーブし、その節電効果により、走行距離は最大で約53km※となる。
また、アシストの切替スイッチ(入「標準」モード/強「パワー」モード)とオートエコモードボタン(ON/OFF)の併用により、使用状況に合わせて4パターンの走行モードが選択可能である。
※標準モード・オートエコモードボタンONで一般路走行時の一充電あたりの走行距離のめやす
◆選べる4つの走行モード
入(標準)モード |
オートエコモード プラス
ON |
オートエコモード プラス
OFF |
●長距離走行向き |
●常に安定したアシスト走行 |
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強(パワー)モード |
オートエコモード プラス
ON |
オートエコモード プラス
OFF |
●気持ち良く長距離走行 |
●常にパワフルアシスト走行 |
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◆「オートエコモード プラス」アシスト切り替えイメージ
■小型軽量、高出力リチウムイオンバッテリー搭載
小型で軽量の高出力リチウムイオンバッテリーを搭載し、優れたアシストを実現。継ぎ足し充電が可能で、スタンド型充電器により、充電操作は簡単である。 |
■メインスイッチオフでも継続点灯可能な機能「ほっとライトシステム」
メインスイッチをオフにしてもライトが継続点灯する機能「ほっとライトシステム」を搭載した。
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PAS CITY-C リチウム |
PAS コンパクト リチウム |
寸法 |
全長 |
1,540mm |
1,575mm |
全幅 |
590mm |
560mm |
サドル高 |
715~850mm |
730~870mm |
軸間距離 |
1,015mm |
タイヤサイズ |
前・後輪・20×1.75HE |
車両重量 |
20.3kg |
21.5kg |
性能 |
補助速度範囲
(変速機「3」) |
比例補助 |
15km/h未満 |
逓減補助 |
22km/h未満 |
一充電走行距離
(一般路走行※) |
標準モード
(オートエコモード プラス使用時) |
30km(53km) |
パワーモード
(オートエコモード プラス使用時) |
24km(30km) |
電動機 |
形式 |
ブラシレスDCモーター |
定格出力 |
240W |
補助力制御方式 |
踏力比例制御方式 |
変速方式 |
リアハブ内装三段式 |
電池 |
種類 |
リチウムイオン電池 |
電圧/容量 |
25.9V/3.7Ah |
充電器 |
形式 |
スイッチング・レギュレーター式 |
充電時間 |
約2時間 |
駆動方式 |
チェーン式 |
照明装置 |
ホワイトLEDバッテリーランプ |
盗難抑止装置 |
ディンプルキー式一発二錠 |
カラー |
新色 |
Sベージュ |
— |
継続色 |
Bブラック |
ホワイトパール
ブルーパール
ペールマゼンダ |
※一般路走行
バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行したときのテストデータ。 |
ヤマハ「PAS CITY-C リチウム」 |
99,800円 |
本体価格95,048円(バッテリーを含む車両価格88,048円・専用充電器価格7,000円) ・消費税4,752円 |
ヤマハ「PAS コンパクト リチウム」 |
99,800円 |
本体価格95,048円(バッテリーを含む車両価格88,048円・専用充電器価格7,000円) ・消費税4,752円 |
※メーカー希望小売価格には本体価格(バッテリーを含む車両価格と専用充電器価格)及び消費税が含まれています |
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