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ヤマハ発動機の健康食品第一弾 豊かな生活をサポートするベースサプリメント:アスタキサンチン「ASTIVO(アスティボ)」を発売 国内一貫生産による高品質のアスタキサンチン原料を使用

2007年4月17日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、昨年10月より開始したアスタキサンチン製剤「PURESTA(ピュアスタ)」のメーカー向け供給に続き、初めての一般消費者向けサプリメント・アスタキサンチン「ASTIVO(アスティボ)」を4月19日(木)より発売します。販売方法は、電話・FAX・郵便・インターネットによる通信販売で、1ボトルあたり60粒(約1ヶ月分)入り、価格は5,000円(消費税込/送料無料)です。
  今回の一般消費者向け商品の発売により、市場におけるアスタキサンチンの普及拡大とともに、原料供給メーカーとして、アスタキサンチン製剤を利用したビジネスの支援とその強化を図ります。

 アスタキサンチン「ASTIVO」は、健康食品成分として現在、注目を集めているアスタキサンチンを含有したサプリメントです。特長は、国内で一貫生産されたヘマトコッカス藻由来の高品質アスタキサンチン製剤「PURESTA」を原料に使用している点です。「PURESTA」は、健康食品GMP(適正製造規範)取得を前提とした高い衛生性を誇る屋内クリーンルームでの徹底した品質管理のもとで生産されたヘマトコッカス藻を原料にしています。

  カプセルの形状は、小さくて飲みやすいソフトカプセル(1粒280mg)で、1粒に3mgのアスタキサンチンを配合しています。1日の目安量である2粒で、アスタキサンチン約6mgを摂取できます。
  「ASTIVO」は、人生をより積極的に楽しむ人をサポートするために開発されたサプリメントです。より多くの人に、前向きな人生を楽しんでいただきたいという当社の願いが込められています。中でも、自分の健康に関心が高く、広い趣味領域を持ち、“豊かな生活”へ前向きに活動する“アクティブエイジ”にお勧めしたい商品です。“アクティブエイジ”の活動的なライフスタイルに合わせて、パッケージは、外出先でも手軽に利用できるように、携帯性を考慮したコンパクトサイズにしました。また、シンプルでスタイリッシュなデザインに仕上げています。
当社は、「ASTIVO」によって、企業目的である“世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する”を実現したいと考えています。

アスタキサンチン「ASTIVO(アスティボ)」

アスタキサンチン
「ASTIVO(アスティボ)」

商品概要

商    品    名

アスタキサンチン「ASTIVO(アスティボ)」

発    売    日

2007年4月19日(木)

価         格

5,000円(消費税込/送料無料) 定期購入4,500円

原    材    料

オリーブ油、ゼラチン(豚由来)、ヘマトコッカス藻色素(アスタキサンチン含有)、
グリセリン、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤

栄  養  成  分
(1粒280mgあたり)

アスタキサンチン(フリー体換算):3mg、熱量:1.75kcal、たんぱく質:0.10g、
脂質:0.14g、炭水化物:0.03g、ナトリウム:0.07mg

内    容    量

16.8g(1粒重量280mg×60粒/30日分、1粒中の内容量150mg)

お 召 し 上 が り 方

1日2粒を目安に、水などとともに噛まずにお召し上がりください

販  売  方  法

電話・FAX・郵便・インターネットによる通信販売

購入窓口・ご案内 (4月19日より開設)

電話(フリーダイヤル)

コール トゥー ヤマハ

0120-562-808

FAX

0120-478-808

郵便

〒435-8761
浜松東局私書箱61号 ヤマハ発動機受注センター係

商品特長

徹底した品質・生産管理のもとで国内一貫生産された、高品質、高濃度の自社製アスタキサンチン製剤「PURESTA」のみを使用しました。

ソフトカプセルは小さく飲みやすいサイズ(1粒280mg)で、パッケージはデザイン性に優れたコンパクトサイズとしました。

1粒あたり約3mgのアスタキサンチン(フリー体換算)が配合されており、1日の目安である2粒でアスタキサンチン約6mgを摂取できます。

ヤマハ発動機のライフサイエンス事業について

【ライフサイエンス事業の成り立ち】 ~礎となったCO2吸収技術~

 ヤマハ発動機では、地球温暖化など環境問題への対策として、二酸化炭素(CO2)の低減を目指したエンジンの開発や燃費性能の向上(省燃費)、電動ビークルや燃料電池の開発など製品面での工学的研究を進めてきました。その一方で、微細藻類の光合成を活用したCO2を吸収する技術の研究にも着手し、その取り組みの中で、より高効率にCO2を吸収することを目的に、(1)高性能な微細藻類の探索と育種技術、(2)培養液の構成成分を最適化する水環境制御技術、(3)高効率で高濃度の大量培養を可能とする光合成装置の開発・制御技術の開発に成功しました。これら3つのキーテクノロジーが統合され、現在のライフサイエンス事業の礎となっています。

【ライフサイエンス事業の柱】 ~ヤマハ高効率バイオリアクター~

 研究開発の過程で、微細藻類のヘマトコッカス藻が光合成によって作り出す赤い色の天然色素成分“アスタキサンチン”に着目しました。サケやカニに多く含まれるアスタキサンチンを食品成分として利用する研究に取り組むとともに、藻類を大量培養するシステム「ヤマハ高効率バイオリアクター」の開発に成功しました。
  「ヤマハ高効率バイオリアクター」は、高さ約2m、長さ約9mのプレート形状で、内部は大量のヘマトコッカス藻が浮遊する培養液で満たされた当社独自開発の微細藻類培養システムです。バイオリアクターからヘマトコッカス藻に人工光を十分に照射し、培養液を適切に管理することで、高効率の光合成を実現しています。これまでヘマトコッカス藻の培養は屋外での太陽光によるものが主流でしたが、屋内型の「ヤマハ高効率バイオリアクター」の開発により、季節や天候の変化に左右されず、常に最適な条件で大量の藻類を高効率・高濃度(8%)で培養することが可能になりました。

左:アスタキサンチン原料(ヘマトコッカス藻乾燥藻体) 右:ヤマハ高効率バイオリアクター

アスタキサンチン原料(ヘマトコッカス藻乾燥藻体)

ヤマハ高効率バイオリアクター

【ライフサイエンス事業の本格化】 ~原料工場の完成と原料供給始動~

 ヘマトコッカス藻の高効率・高濃度での大量培養に成功したことを受け、2006年10月、静岡県袋井市の久能工業団地敷地内に「アスタキサンチン原料工場」を設立し、アスタキサンチン製剤「PURESTA(ピュアスタ)」の供給をサプリメントメーカーや食品メーカー向けに開始いたしました。同工場では、「ヤマハ高効率バイオリアクター」を中心とした最新技術を駆使した培養装置を備え、健康食品GMP(適正製造規範)取得を前提とした生産管理、また、外的要因による培養液の汚染等のリスクが少ない密閉式のクリーンルームによる徹底した品質管理により、安全性に優れたアスタキサンチン原料の安定生産が可能となっています。
  こうした国内での培養技術、徹底した生産・品質管理によって作られたのが、アスタキサンチン製剤「PURESTA(ピュアスタ)」です。また、同年12月には、水溶化製剤の供給も開始して、ライフサイエンス事業を本格的にスタートさせました。なお、ライフサイエンス事業における初年度の売上は10億円、2015年には300億円を見込んでいます。


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