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2006年12月期本決算の概要について

2007年2月6日発表

連結業績について

・売上高・営業利益・経常利益・当期純利益は過去最高を更新

 当社の2006年12月期本決算の連結業績は、売上高が1兆5,820億円、営業利益が1,235億円、経常利益が1,254億円、当期純利益が772億円となり、売上・利益ともに過去最高を更新しました。

 当期の業績は、前期と比較した場合、売上高15.0%増、営業利益19.5%増、経常利益21.6%増、当期純利益20.6%増と、大きく上回る結果となりました。なお、為替レートは、USドル114円(前期比7円円安)、ユーロ141円(同5円円安)で推移しました。
 また、この好業績を反映し、当期の配当金は5年連続の増配となる年間36円とする案を定時株主総会に上程します。

 事業セグメント別の売上高は、二輪車事業が、東南アジア・中南米での販売が好調に推移し、9,148億円(前期比20.4%増)、マリン事業は、米国でのウォータービークルの販売が好調に推移し、2,665億円(同6.7%増)、特機事業は、米国での四輪バギーの販売は減少したものの、サイド・バイ・サイド・ビークルの販売が大幅に増加して2,504億円(同10.2%増)、その他の事業が、IM事業の売上増などで1,503億円(同8.5%増)となり、前期比較において、二輪車・マリン・特機・その他の事業の全ての事業セグメントで売上が伸長し、8年連続の増収で過去最高となりました。

 事業セグメント別の営業利益は、二輪車事業が546億円(前期比64.6%増)、マリン事業が232億円(同6.2%減)、特機事業が276億円(同2.7%増)、その他の事業が181億円(同2.2%減)となりました。また、営業利益の変化要因は、販売管理費の増加(同△267億円)、商品構成変化等(同△225億円)、原材料高騰の影響(同△140億円)、減価償却費の増加(同△80億円)、研究開発費の増加(同△47億円)があったものの、為替の影響(同+439億円)、売上増による荒利の増加(同+391億円)や調達による原価低減(同+130億円)により、6年連続の増益で過去最高となりました。

 なお、当期よりヤマハ・モーター・CIS(ロシア)などを連結対象子会社に新規に追加し、連結対象子会社数は108社(前期末比+10社)、持分法適用会社数は43社(前期末比△8社)となりました。

 また、このたびの 2006年12月期の連結業績は、現在取り組んでいる中期経営計画“NEXT50-PhaseII”の最終年である2007年の目標数値(売上高1兆4,500億円、営業利益(経常利益)1,200億円)を1年前倒しで達成したこととなります。

次期連結業績の見通しについて

 2007年12月期の連結業績見通しは、売上高1兆6,500億円、営業利益1,280億円、経常利益1,330億円、当期純利益780億円を計画しています。前期比では、売上高4.3%増、営業利益3.6%増となり、売上高は9年連続の増収、営業利益は7年連続の増益で、過去最高を更新する計画です。なお、次期の為替レートは、1ドル114円(前期比±0円)、1ユーロ148円(同7円円安)の設定です。また、配当金は年間41円を予定しています。

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