本文へ進みます

ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

2006年12月期・中間期連結業績の概要について 過去最高の中間期業績/通期業績見通しを上方修正

2006年08月01日発表

中間期の連結業績について

・売上高・営業利益・経常利益・当期純利益は過去最高を更新

 当社の2006年12月期・中間期の連結業績は、売上高が8,129億円、営業利益が659億円、経常利益が676億円、当期純利益が443億円となり、中間期としては、売上・利益ともに過去最高を更新しました。


 当中間期の業績は、前中間期と比較した場合、売上高20.1%増、営業利益16.1%増、経常利益20.8%増、当期純利益20.2%増となり、大きく上回る業績となりました。

 なお、為替レートは、USドル114円(前年同期比9円円安)、ユーロ138円(同2円円安)でした。


 事業セグメント別の売上高は、二輪車事業が、東南アジア・欧米・中南米地域などで販売が好調に推移し、4,846億円(前年同期比27.1%増)、マリン事業は、米国でのウォータービークルや欧米での船外機販売が好調で、1,480億円(同11.1%増)、特機事業は、米国での四輪バギーの販売は減少しましたが、サイド・バイ・サイド・ビークルの売上が大幅に増加し、1,043億円(同12.8%増)、その他事業がIM事業の売上増などで761億円(同8.5%増)となり、二輪車・マリン・特機・その他事業の全ての事業セグメントで売上が伸長しました。


 事業セグメント別の営業利益は、二輪車事業が292億円(前年同期比23.5%増)、マリン事業が178億円(同19.4%増)、特機事業が93億円(同3.7%増)、その他事業が95億円(同3.7%増)となりました。また、営業利益の変化要因は、販売管理費の増加(同△240億円)、商品構成変化等(同△108億円)や原材料高騰の影響(同△56億円)等があったものの、為替の影響(同+229億円)、売上増による荒利の増加(同+226億円)や調達による原価低減(同+40億円)などにより、中間期では過去最高の利益となりました。


 なお、今期より、創輝H・S株式会社などを連結対象子会社に新規に追加し、連結対象子会社数は111社(前期末比+13社)、持分法適用会社数は44社(前期末比△7社)となりました。

通期連結業績の見通しについて

・期初(2月7日)に発表した通期連結業績見通しを上方修正

・中期経営計画“NEXT50-PhaseⅡ”の最終年度(2007年)の数値目標を上回る

 2006年12月期の通期連結業績見通しは、売上高は1兆5,200億円(期初計画比4.8%増、前期比10.5%増)、営業利益は1,230億円(同7.0%増、同19.0%増)、経常利益は1,250億円(同8.7%増、同21.2%増)、当期純利益760億円(同16.9%増、同18.7%増)に上方修正します。
 上方修正の要因は、期初に発表した見通しに対して、売上高は二輪車・マリン・特機・その他事業の全ての事業セグメントにおいて、また、営業利益は二輪車・マリン・その他事業で伸長を見込んでいることに因ります。なお、上方修正した通期連結業績見通しは、中期経営計画“NEXT50-PhaseⅡ”の最終年度である2007年の目標数値(売上高1兆4,500億円、営業利益(経常利益)1,200億円)を上回るものとなります。
 なお、通期の為替レートは、USドル113円(期初計画比1円の円安)、ユーロ140円(同4円の円安)の設定です。

年間配当について

・通期連結業績見通しの上方修正により増配

 前期は、創立50周年の記念配当5円を含めて年間で28円の配当を行いました。今期は配当金額・配当性向ともに上昇させるべく、配当性向を13.2%とし、5年連続増配の年間配当30円を予定していました。今回の通期連結業績見通しの修正により、この年間配当予定を見直し、35円(期初計画比5円増配、前期比7円増配)とする予定です。

>> IR情報「決算資料」へ


ページ
先頭へ