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ヤマハマリン(株)における工業用地の取得について

2006年6月14日発表

 ヤマハ発動機株式会社のグループ会社で船外機等マリンエンジンの開発と製造を行っているヤマハマリン株式会社(所在地:静岡県浜松市新橋町、代表取締役社長:加藤正平)は、 このたび、静岡県袋井市に工業用地を取得し、同社の船外機生産体制を再編するための新工場を建設することを決定しました。



 今回、ヤマハマリンが取得した土地は、工業地域・工業専用地域の用途指定がされていて、既に造成工事済みの袋井市新池の工業用地約11.8万m2であり、東名高速袋井インターチェンジまで2.5kmと物流面で優位な立地です。また、ヤマハ発動機グループ会社との距離が近いことや全面フラットな土地であることも取得を決定する要因となりました。

 なお、建設を決定した船外機製造の新工場は、袋井市におけるヤマハ発動機グループの拠点としては、エンジン部品の加工や二輪車の海外生産用部品の梱包・出荷を行っている「袋井工場」、バイオ事業の研究拠点である「ライフサイエンス研究所」、本年5月に稼動を開始した「グローバル・パーツ・センター」、本年10月に完成予定の「バイオ事業の生産工場」に続く、5つ目の拠点となります。

 ヤマハマリンでは、近年、船外機の「4ストローク化」「大型化」の進展に伴う部品の大型化や部品点数の増加等により、高負荷な生産状況、過密な作業環境となっています。このたびの新工場の建設により、生産体制の再編を行い、物流・安全面の充実を図るとともに、更なる生産性および品質の向上に努めます。

 なお、この土地に建設する船外機製造の新工場は、2008年5月の稼動を目指して、地域環境に配慮し、働くものにとっても安全で安心な工場の建設を予定しています。

ヤマハマリン(株)が取得した工業用地の概要

所在地

              にいけ

静岡県袋井市新池700番地

敷地面積

118,007m2

使用用途

船外機製造の新工場建設(2008年5月の稼動予定)


ヤマハマリン株式会社の概要

名称

ヤマハマリン株式会社

所在地

              にっぱし

静岡県浜松市新橋町1400番地

設立年月日

1960年2月22日(旧社名:三信工業株式会社)

代表者

代表取締役社長 加藤正平(かとうしょうへい)

資本金

6億6,459万円

出資比率

ヤマハ発動機株式会社 100%

従業員数

1,500名

事業内容

船外機およびウォータービークル用エンジン、小型船舶用ディーゼルエンジン の開発・製造

売上規模

1,291億円(2005年12月期)


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