ヤマハ発動機株式会社は、高機能チャイルドシート標準装備の電動ハイブリッド自転車ヤマハ「PASリトルモア リチウム」について、“パワフル&ロング”の「オートエコモード」採用など、機能・性能の向上を図り、2006年3月20日より発売する。 |
主な変更点は下記の通り。 |
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1. |
パワフルアシストと走行距離伸長を両立する「オートエコモード」を採用。本走行モードは、発進時、加速時、登坂時、向かい風走行時など、ペダルを強く踏み込んでいる間は、従来同様アシスト力が働くが、ペダルへの負荷が小さくなるとアシストを自動的にカット。ペダルにかかる負荷を感知してアシストのON/OFF切り替えを自動的にかつスムーズに行う仕組みである。「オートエコモード」を使用して一般路※を「パワーモード」で走行する時、走行距離は従来比約50%伸長する(27km→41km) |
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2. |
バッテリーを電源にし、点灯時でもペダルが重くならない「バッテリーランプ」を採用。さらにメインスイッチをOFFにしても継続して点灯する新機能を搭載 |
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3. |
高機能チャイルドシート「スーパーエンジェルシート」の安心・快適性、および操作性を向上した |
なお、「PASリトルモア リチウム」の発売により「オートエコモード」採用のモデルは、6種類となる。
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道路交通法施行細則では、16歳以上の運転者は6歳未満の幼児1人のみ、幼児用座席に乗せることができる |
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「PASリトルモア リチウム」のチャイルドシートは、個人差があるが、生後10ヵ月から4歳未満、または体重15kg(3歳児の平均体重)までの使用を目安としている。安心して走行いただくため、チャイルドシート使用時でも幼児用ヘルメットの着用をお勧めする |
※ |
一般路走行:バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行したときのテストデータ |
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ヤマハ「PASリトルモア リチウム」 |
名称 |
ヤマハ「PASリトルモア リチウム」 |
カラーリング |
■Sベージュ(新色)
■Aレッド(新色)
■ダークグリーン(新色)
■Jブラウン(新色) |
発売日 |
2006年3月20日 |
販売計画 |
3,000台(年間、国内) |
1993年の初代電動ハイブリッド自転車ヤマハPAS登場以降、ヤマハ発動機(株)では“人間感覚を最優先する”という開発当初の理念を受け継ぎながらPASユニットの小型軽量化やバッテリー性能の向上など、年々商品の熟成を重ねてきた。ヤマハPASは2005年12月末現在、累計出荷台数約80万台と、今では電動ハイブリッド自転車の代名詞として、若年層から主婦、年配者まで年代を問わず幅広く支持されている。
なかでも都市部を中心に幼児の送迎にPASを使用するケースが増えたことを受け、1998年にチャイルドシート標準装備モデル「PASリトルモア」を開発、発売。以来、本モデルは子育て中の若い主婦層から高い支持を得ている。
今回発売となる「PASリトルモア リチウム」は、パワフルで快適な走行と航続距離伸長を両立する「オートエコモード」を採用。あわせて、高機能チャイルドシートの見直しなどにより、快適に走行できる諸機能・装備の充実を図った。 |
■高機能チャイルドシート「スーパーエンジェルシート」採用
乗り心地に優れた「ふかふかクッション」の形状変更、シート背面から体格に合わせて調節可能な「無段階調節シートベルト」のパッド伸長、グラブバーやヘッドガードの固定方法の見直しなど、チャイルドシートの快適性、安心感、および操作性の向上を図った。
なお、シートは幼児を乗せないときにはワンタッチで大型バスケットに早変わりする。 |
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■安定した快適走行を実現する、子育て応援自転車専用設計
専用設計となる低重心のアルミ製「オープンワイドフレーム」を採用し、安定走行が可能。また、スカートをはいた走行でもまたぎやすく、乗り降りもスムーズに行え、乗車姿勢もスマートである。
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■使いやすい安心機能・装備の充実 |
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・ |
バッテリーを電源にした点灯時でもペダルが重くならないバッテリーランプを採用。メインスイッチをOFFにしても継続して点灯可能な機能を搭載 |
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・ |
制動力に優れた「2ピボットFブレーキ」 |
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・ |
負担のかかりやすいリアタイヤに、耐久性、耐パンク性に優れた「ニューロングライフタイヤ」 |
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・ |
安定してスタンドがかけやすい幅広タイプの専用設計「かるっこスタンド」を採用 |
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・ |
駐輪時のハンドルのふらつきを抑止する「手元操作式パーキングストッパー」 |
など、従来以上に安心して乗っていただける機能・装備の充実を図った。 |
選べる4モード |
標準モード |
パワーモード |
オートエコ
ON |
オートエコ
OFF |
オートエコ
ON |
オートエコ
OFF |
■パワフルアシストと走行距離伸長を両立する「オートエコモード」
「オートエコモード」は、ペダルにかかる負荷を感知してアシストのON/OFF切り替えを自動的に行う新しい走行モードである。ヤマハの制御技術を活かし、自然でスムーズに切り替わるのが特長。従来モデルに比べ一般路を「パワーモード」で走行する際、走行距離は約50%伸長する(27km→41km)
また、使用状況にあわせて4つのモードから選択が可能。
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※ |
登坂が続くなど、大きな負担が継続するときは通常のアシスト力となるので、オートエコモードのON、OFFどちらでも、一充電あたりの走行距離は変わらない場合がある |
※ |
一般路走行パターン:平坦路1kmを3カ所、勾配3.5%(2度)で1kmの坂道の上り下りの合計5kmの道のりをそれぞれの所定の速度で繰り返し走行した場合 |
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■小型軽量、高出力のリチウムイオンバッテリー搭載と「パワーモード」設定
リチウムイオンバッテリーを搭載し、優れたアシストを実現。また、坂道や向かい風での走行時、子どもを同乗した時や重い荷物積載時など、負荷がかかる際に力を発揮する「パワー(強)モード」を設定。
リチウムイオンバッテリーは継ぎ足し充電が可能で、スタンド型充電器の採用と合わせて、充電操作は簡単である。 |
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寸法 |
全長 |
1,865mm |
全幅 |
590mm |
サドル高 |
760~910mm |
軸間距離 |
1,180mm |
タイヤサイズ |
前輪・22×1 1/2/後輪・26×1 3/8 |
車両重量 |
28.8kg |
性能 |
補助速度範囲
(変速機「3」) |
比例補助 |
15km/h未満 |
逓減補助 |
22km/h未満 |
一充電走行距離
(一般路走行※) |
標準モード
(オートエコモード使用時) |
32km(46km) |
パワーモード
(オートエコモード使用時) |
27km(41km) |
電動機 |
形式 |
ブラシレスDCモーター |
定格出力 |
240W |
補助力制御方式 |
踏力比例制御方式 |
変速方式 |
リアハブ内装三段式 |
電池 |
種類 |
リチウムイオン電池 |
電圧/容量 |
25.9V/3.7Ah |
充電器 |
形式 |
スイッチング・レギュレーター式 |
充電時間 |
約2時間 |
駆動方式 |
チェーン式 |
照明装置 |
バッテリーランプ |
盗難抑止装置 |
ディンプルキー式1キー2ロック |
カラー |
Sベージュ/Aレッド
ダークグリーン/Jブラウン
(全色新色) |
※一般路走行
バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行したときのテストデータ |
ヤマハ「PASリトルモア リチウム」
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115,800円 |
本体価格110,286円(バッテリーを含む車両価格103,286円・専用充電器価格7,000円) ・消費税5,514円 |
※メーカー希望小売価格には本体価格(バッテリーを含む車両価格と専用充電器価格)及び消費税が含まれています |
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