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中国・上海市に輸出入及び国内販売を行なう新会社を設立

2005年12月12日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、このたび中国・上海市に輸出入及び国内販売を行なう新会社を設立致しました。
 新会社の名称は「ヤマハ・モーター・コマーシャル・トレーディング(上海)有限公司」(Yamaha Motor Commercial Trading(Shanghai) Co., Ltd. 略称:YMCT)とし、資本金は370万USドル(約4億円)で、出資比率は当社が100%です。

新会社の業務内容は、
(1) 中国国内で生産されたヤマハ製品の輸出業務
(2) 日本など中国国外で生産されたヤマハ製品の輸入および国内販売
(3) 中国国内で調達した生産用部品および原材料の輸出業務などです。
なお、設立当初の従業員数は40名でスタートし、売上高は2006年に約7.4億元(約106億円)、2007年には約8.7億元(約124億円)を計画しています。

 これまで中国においては、重慶建設・ヤマハモーターサイクル有限公司および株洲建設ヤマハモーターサイクル有限公司が二輪完成車、泰州ヤマハ動力有限公司が汎用エンジン、福州佳新創輝機電有限公司が発電機などを、各社が生産及び輸出を行なっていました。また、ヤマハ発動機(蘇州)有限公司では、中国国内で調達した生産用部品・原材料を輸出していました。
 この新会社設立の目的は、中国で生産された二輪完成車・特機製品の輸出規模や中国国内で調達する生産用部品・原材料の輸出規模を拡大していくなかで、中国国内で分散していた輸出事業の効率化及び輸入事業の拡大を図るものです。

 当社は、2005年から2007年までの新中期3ヵ年経営計画「NEXT50-PhaseII」において、「BRICs市場の開拓・基盤確立」を目標に掲げています。このたびの新会社設立は、2004年に実施した製造合弁パートナーの一本化、上海での統一販売会社やR&D会社の設立に続くものです。
 これにより、中国市場に対する製造・購買・開発・販売の体制が更に整備されることとなり、今後も中国内外の市場に対し迅速な対応を図るとともに、市場競争力の更なる強化へ取り組みます。

ヤマハ・モーター・コマーシャル・トレーディング(上海)有限公司の概要

社名 ヤマハ・モーター・コマーシャル・トレーディング(上海)有限公司
Yamaha Motor Commercial Trading (Shanghai) Co., Ltd.(英語)
雅馬哈発動機商貿(上海)有限公司(中国語)
所在地 中国 上海市
設立年日 2005年9月
董事長 高比良 慶朗(タカヒラ ヨシロウ)
総経理 蒋 豫浙(ショウ ヨセキ)
資本金 370万USドル(約4億円)
出資比率 ヤマハ発動機株式会社 100%
事業内容 (1)中国国内で生産されたヤマハ製品の輸出業務
(2)日本など中国国外で生産されたヤマハ製品の輸入および国内販売
(3)中国国内で調達した生産用部品および原材料の輸出業務
など
従業員数 40名
売上規模 2006年:約7.4億元(約106億円)
2007年:約8.7億元(約124億円)

為替レートは、1人民元=14.3円で算出しています。


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