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インドに二輪車の販売会社を設立

2005年12月06日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、このたび、インド・ニューデリー市郊外スラジプールに、ヤマハブランドの二輪車販売、アフターサービスを行う新会社を設立し、本年12月中旬より新社屋に移転をし、本格稼動します。

 

 新会社の名称は「ヤマハ・モーター・インディア・セールス(Yamaha Motor India Sales Pvt. Ltd. 略称:YMIS)」とし、資本金は200万ルピー(約500万円)、出資比率は当社が99.99%、当社シンガポールの子会社であるヤマハ・モーター・アジア(Yamaha Motor Asia Pte. Ltd. 略称:YMAP)が0.01%となります。

 

 当社のインドにおける二輪車のビジネスは、これまでインドの子会社であるヤマハ・モーター・インディア(Yamaha Motor India Pvt. Ltd. 略称:YMI)がヤマハブランドの二輪車を製造し、販売とサービスを行ってまいりました。新会社のYMISは、YMIから二輪車販売機能を移管することにより、販売力の向上、顧客に対してはサービスの更なる向上、及びヤマハブランドのイメージ向上を図り、販売の拡大を目指します。

 

 なお、本格稼動時の従業員数は約120名でスタートし、初年度(2006年)の事業規模は、販売台数が約30万台、売上規模は約100億4千万ルピー(約250億円)を計画しています。また、今後YMIでは、二輪車の製造、輸出に特化して、品質の更なる向上とコストダウンを推進してまいります。

 

 当社は、本年10月にインドに初の直営販売店「ヤマハ・ワン」を設置しました。インド初の大型ショールーム(地上2階、地下1階)であり、ヤマハブランドの認知向上や出店地区における販売への刺激などを狙うとともに、既存販売店のモデルショップ(模範店)となるべきものです。デリー市に開設した1号店に続き、今後は2006年に4店、2007年には5店を設置する予定です。また、現地販売店の再構築として、販売実績上位の約50店舗には、「ヤマハ・ワン」に倣った店舗整備を促進させ、販売を強化していきます。

 

 当社は、2005年から2007年までの新中期3ヵ年経営計画“NEXT50-PhaseⅡ”のなかで、「BRICs諸国での事業基盤整備」を目標に掲げています。このたびの販売会社の設立は、インドにおける二輪車事業の基盤再構築の一環であり、これにより販売力及びお客さまに対するサービスの向上を図ってまいります。

ヤマハ・モーター・インディア・セールス(YMIS)の概要

社名 Yamaha Motor India Sales Pvt. Ltd.
所在地 UP州 Surajpur,India
設立年月 2005年8月
稼動開始年月 2005年10月
代表者 柳 弘之(ヤナギ ヒロユキ)
資本金 200万ルピー(約500万円)
出資比率

ヤマハ発動機株式会社

99.99%

ヤマハ・モーター・アジア

0.01%

従業員数 約120名
事業内容 ヤマハブランド二輪車の販売、アフターサービス
販売台数

初年度(2006年)

約30万台

2007年

約36万台

売上規模

初年度(2006年)

約100億4千万ルピー(約250億円)

2007年

約120億5千万ルピー(約300億円)

1ルピー=2.49円で換算しています。

YMIS(及びYMI)新社屋完成図

※YMIS(及びYMI)新社屋完成図【12月完成予定】

インド初の直営店“YAMAHA ONE”

※インド初の直営店“YAMAHA ONE”


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