ヤマハ発動機(株)は、「2006MFJ全日本スノーモビル選手権シリーズ」に参戦するチーム体制を決定した。昨年に引き続き、2006年シーズンも4ストロークエンジン搭載のマシンで国内最高峰の「スーパークラス」に挑戦する。
スノーモビルレースは、特に北米を中心に高い人気を誇る冬季のモータースポーツ。ヤマハ発動機は日本における唯一のスノーモビル完成車メーカーであり、国内のスノーモビルレースの振興を目的に全日本スノーモビル選手権に積極的に参加している。また、2005年シーズンはヤマハオーナーのサポートプログラム「Club YAMAHA MOTORCYCLE」の支援を受けて新体制を組み、2ストロークエンジンの独壇場であった「スーパークラス」に4ストロークエンジン搭載車で挑戦した。
昨シーズンの「Club YAMAHAレーシング」は、(1)4ストロークエンジンの可能性への挑戦、(2)トップライダーを目指すライダーにとって登竜門となるチームになることを主な目的とし、加えてレース会場では(3)ファン拡大のためのサービスプログラムを積極的に展開した。
2006年も上記のコンセプトを継続しながら、新たに(4)4ストロークマシンで最高峰クラスの頂点を極めるチームとして、「ヤマハレーシングチーム」を設立。同チームからは、中澤裕伺選手と戸沢真司選手の2名が「RSVector SP」で出場する。また「Club YAMAHA レーシング」からは川越清貴選手、稲葉翔選手、寺崎雅史選手、永倉信明選手の4名がヤマハユーザーの代表として参戦し、昨年同様、スノーモビルレース普及活動の展開を図る。
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