当社の2005年12月期・第1四半期連結業績は、売上高が3,284億円、営業利益が324億円、経常利益が324億円、当期純利益が230億円となり、2004年3月期の四半期決算発表以降、四半期決算では過去最高の売上、利益となりました。なお、当社は2004年12月期より決算期を12月に変更しており、前第1四半期の決算期間は、日本・北米等の会社は4~6月、アジア・欧州の会社は1~3月であり、当第1四半期から当社及び全連結子会社の決算期間を1~3月に統一しています。
当第1四半期の業績は、日本・北米等の会社が4~6月、アジア・欧州の会社が1~3月である前第1四半期(前期短信ベース)と比較した場合、売上高11.1%増、営業利益43.9%増、経常利益38.7%増、当期純利益98.6%増となり、大きく上回る業績となりました。また、全地域において2004年1月~3月までを連結した参考値(前期同月連結ベース)と比較した場合においても、売上高6.4%増、営業利益2.8%増となり、同様に上回ることになります。なお、為替レートは、USドル105円(前期短信ベース比3円円高、前期同月連結ベース比2円円高)、ユーロ136円(同4円円安、同6円円安)で推移しました。
事業セグメント別の売上高は、二輪車事業が1,831億円(前期短信ベース比13.6%増、前期同月連結ベース比6.3%増)、マリン事業が633億円(同10.7%増、同0.2%増)、特機事業が453億円(同0.9%減、同2.3%増)、その他事業が366億円(同16.7%増、同27.6%増)となりました。特に、二輪車事業のアジア地域、米国・中南米、その他事業の自動車エンジン事業の販売が好調に推移したことによります。
事業セグメント別の営業利益では、二輪車事業が155億円(前期短信ベース比212.9%増、前期同月連結ベース比42.1%増)、マリン事業が71億円(同41.1%増、同13.8%減)、特機事業が46億円(同33.6%減、同43.1%減)、その他事業が53億円(同7.4%減、同20.1%増)となりました。また、営業利益の変化要因は、売上増による荒利の増加(前期短信ベース比
+101億円、前期同月連結ベース比 +69億円)、販売管理費(同 -31億円、同 -5億円)、原価低減(同 +23億円、同 +23億円)、為替影響(同 -3億円、同 +6億円)、商品構成変化等(同 +9億円、同-84億円)などがあり、四半期では過去最高の利益となりました。
なお、今期より上海ヤマハ建設モーター販売有限公司を持分法適用会社から連結対象子会社に変更し、連結対象子会社数は97社(前期末比
+1社増)、持分法適用会社数は52社(前期末比 +1社)となります。 |