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米国ブランズウィック社による船外機ダンピングの最終決定について

2005年2月03日発表

 昨年1月より、米国船外機メーカーであるブランズウィック社の申立てにより、日本製船外機およびパワーヘッド(船外機エンジンの主要部品)の米国への輸入について、米国商務省(DOC)及び米国国際貿易委員会(ITC)によりダンピング調査が行われておりましたが、米国時間の昨日2月2日、ITCは、ブランズウィック社の主張を退け、日本メーカーによる米国産業への被害は無いとの最終決定を下しました。

  当社は、これまで一貫して、当社製船外機の米国における販売の伸長は、価格によるものではなく、船外機市場の環境対応(4ストローク化)への移行に迅速に対応し、品質性能に優れた競争力ある商品を開発し、お客様に提供をしてきた結果であると主張してまいりました。また、今回の調査は、そもそも米国の船外機メーカー2社が、当社或いは他の日本メーカーから4ストローク船外機を自ら購入、販売している当事者であるにもかかわらず、被害を被っているとしてなされたものであり、その不当性を主張してきました。今回のITCの最終決定は、このような当社の主張が認められた結果であり、妥当な決定だと思っています。

今後も、「絶対的な信頼性No.1」という当社船外機事業の旗印の下、世界のお客様に満足頂ける商品とサービスを提供し、より一層、積極的にビジネスを展開してまいりたいと思います。


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