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ベトナムにおける二輪車用部品の製造子会社を設立 -二輪車販売が好調なアセアン地域にエンジン部品製造会社を設立-

2005年01月11日発表

 ヤマハ発動機は、このたび、ベトナム・ハノイ市に二輪車用エンジン部品を生産する新会社を設立します。本年1月4日にベトナム政府より設立認可を取得、2005年1月より着工し、操業は2006年1月を予定しています。


 新会社の名称は、「ヤマハ・モーター・パーツ・マニュファクチャリング・ベトナム」(Yamaha Motor Parts Manufacturing Vietnam Co., Ltd.)とし、資本金は1,430万USドル(約15億円)、当社が100%出資します。新会社は、敷地面積100,000㎡において建物面積20,400㎡の新工場を建設し、二輪車エンジンのシリンダーヘッド等の鋳造部品を年産100万個、トランスミッションやギア等の鉄物部品を年産90万個予定しています。
なお設立当初の従業員は540名でスタートし、初年度の売上げは2,000万USドル(21億円)を計画しています。


 供給先は、二輪車エンジンのシリンダーヘッドやボディシリンダーなどのアルミ鋳造部品を、ベトナムの二輪車生産・販売拠点である「ヤマハ・モーター・ベトナム」(代表者:竹田 隆彦・所在地:ハノイ市)へ供給するとともに日本にも輸出する予定です。
また、トランスミッションやギア等の鉄物部品はヤマハ・モーター・ベトナムへ供給する予定です。


 設立の背景は、ヤマハ・モーター・ベトナムでの二輪車生産が大きく拡大していることに加え、日本国内での鋳造部品の増産に対応するものです。なお新会社は、鋳造部品会社としてはインドネシア、タイに次ぐ3番目のものであり、ベトナムに設立することにより、高品質で、国際競争力を持った鋳造部品をベトナムおよび日本国内に安定的かつ迅速に供給することを目指します。



新会社の概要

■社名

ヤマハ・モーター・パーツ・マニュファクチャリング・ベトナム

 

Yamaha Motor Parts Manufacturing Vietnam Co., Ltd.(略称:YPMV)

■所在地

ベトナム ハノイ市 タンロン工業団地

■設立認可

2005年1月4日

■操業開始

2006年1月

■代表者

竹田 隆彦(タケダ タカヒコ)

■資本金

1,430万USドル(約15億円)

■出資比率

ヤマハ発動機株式会社 100%

■敷地面積

100,000 m2、建屋面積:20,400m2

■事業内容

二輪車エンジン部品の鋳造・鍛造及び加工

■従業員数

設立当初 540名 3年目以降 725名

■生産能力

2輪車用E/G鋳造部品:年産100万個

 

トランスミッション:年産40万セット、減大・減小ギア:年産50万個

■売上規模

初年度 約2,000万USドル、5年後 約3,100万USドル

ヤマハ・モーター・ベトナムの概要

■社名

ヤマハ・モーター・ベトナム

 

Yamaha Motor Vietnam Co.,Ltd.(略称:YMVN)

■所在地

ベトナム ハノイ市

■設立

1998年2月

■代表者

竹田 隆彦(タケダ タカヒコ)

■資本金

2,425万USドル

■出資比率

ヤマハ発動機株式会社46%、Vinafor 30%、Hong Leong(Malaysia) 24%

■事業内容

二輪車の製造・販売

■従業員数

1,862名(2004年11月末)

■売上規模

売上高15,977万USドル、販売台数120,000台(2003年実績)

 

売上高 9,410万USドル、販売台数 67,000台(2002年実績)


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