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「第1回 エコプロダクツ大賞・エコプロダクツ部門 環境大臣賞」を受賞 ヤマハ エレクトリック コミューター「Passol(パッソル)」[原付1種]

2004年11月25日発表

ヤマハ発動機(株)のエレクトリックコミューター「Passol(パッソル)」が、このほどエコプロダクツ大賞推進協議会(財団法人地球・人間環境フォーラム内)主催の平成16年度(第1回)エコプロダクツ大賞において、「エコプロダクツ部門 環境大臣賞」を受賞しました。

エコプロダクツ大賞推進協議会が主催するこの「エコプロダクツ大賞」は財務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省の6省の後援を受けて、環境負荷の低減に配慮したすぐれた製品・サービス(エコプロダクツ)を広く公募し表彰することにより、エコプロダクツの供給者である企業等の取り組みを支援するものです。日本におけるエコプロダクツの開発・普及を促進し、あわせてエコプロダクツに関する正確な情報を事業者や消費者等に広く伝えることを目的に、今回初めて実施されます。

なお、12月9日(木)~11日(土)東京ビッグサイトにて「地球と私のためのエコスタイルフェア~エコプロダクツ2004[第6回]」が開催され、この期間中(12月9日)にエコプロダクツ大賞の表彰式が行われます。

「Passol」は、世界最高水準のリチウムイオンバッテリーと超薄型電動パワーユニットを軽量アルミフレームに搭載したエレクトリックコミューターです。家庭用電源から充電できる軽量・高出力な脱着式リチウムイオンバッテリーを採用、1充電あたり12円の経済性を実現し、クリーンな電気エネルギーの使用で排出ガスゼロ、静粛かつ軽快な走りを実現しました。1充電あたりの航続距離は32km(30km/h定地)を達成し、市街地での一般路走行では約15~20km*1となり、短距離の移動に適しています。
また、ライフサイクルアセスメント(LCA評価*2)ではCO2約60%削減、NOx約90%削減、SOx約80%削減を達成し、高い環境性能を実現(当社50ccスクーター比較)しています。第13回(平成14年度)「省エネ大賞」(財団法人省エネルギーセンター主催)において、二輪車製品として初めて「資源エネルギー庁長官賞」を受賞しました。
そして、昨年度より財団法人日本自動車研究所の電気自動車等導入補助事業における補助金給付対象車両として認可*3され、「Passol」購入にあたり一定の条件を満たして審査をクリアすれば、1台につき5万円を上限として補助金が給付されます。

*1

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一定速度30Km/hで平坦路を定員1名(55kg)乗車し標準モードで走行した時のテスト値。航続距離は乗員の体重、走行条件(外気温・路面状況)、運転状況などの影響を受けることから、一般路走行では約15~20kmとなる

*2

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ライフサイクルアセスメント。ISO14040シリーズで国際標準化されている。製品の環境への影響を、材料製造から廃棄にいたるライフサイクル全体で評価し、それを低減する目標で使う

*3

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申請の流れや条件などの詳細は(財)日本自動車研究所のホームページ(http://www.jari.or.jp/)をご覧ください


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