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|  ヤマハ発動機(株)は、パワフルなアシストで好評の電動ハイブリッド自転車「PASリチウムシリーズ」に『PAS CITY-S リチウム』と『PAS CITY-F リチウム』を追加設定し、2004年11月1日より新発売します。
本製品は、小型軽量・高出力・大容量のリチウムイオンバッテリーを採用。大電流での放電特性に優れているため、アシストモードに「パワーモード」を設定し、低中負荷域でのアシスト力を改良してパワフルな走行フィーリングを実現しました。また、バッテリーのメモリー効果がなく、継ぎ足し充電も可能であり、スタンド式充電器の採用と合わせて、充電操作の簡便化を達成しています。
 
 『PAS CITY-S リチウム』は、27インチタイヤをPASシリーズとして初めて採用しました。通勤・通学ユースを含め、「しっかり走りたい」という方でも乗りやすい設定となっています。デザインはスタイリッシュなスタッガードフレームやオールランダーハンドルなどでスポーティさを強調しました。
 『PAS CITY-F リチウム』はコンセプトを「スポーティ&エレガンス」とし、デザイン性が高く、かつ乗り降りしやすい26インチループ型フレームを採用。特に女性に人気のあるカラーを取りそろえました。
 
 いずれもデザイン性を重視し、従来のタウンユース系の軽快車では満足できない方への提案モデルです。さらに、操作しやすい内装3段変速や消費電力の少ないホワイトLEDバッテリーランプ、乗り心地のよいコンフォートサドルなどの機能的な装備を充実させ、利便性とデザイン性の両立を図りました。
 なお、本モデルの発売によりリチウムイオンバッテリーを搭載したPASシリーズは「New PASリチウム」「New PASリチウムL」と合わせて4機種となり、目的に応じて選べるラインナップが広がります。
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| ヤマハ『PAS CITY-S リチウム』 |  | ヤマハ『PAS CITY-F リチウム』 |  
 
 
| 名称 | ヤマハ『PAS CITY-S リチウム』ヤマハ『PAS CITY-F リチウム』
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| 発売日 | 2004年11月1日 |   
| カラーリング | ■『PAS CITY-S リチウム』:ブラックグリーン、シルバー■『PAS CITY-F リチウム』:ホワイト、レッド、シルバー
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| 販売計画 | 66,000台(『PAS』シリーズ年間、国内) |  
 
 
|  1993年の初代ヤマハPAS登場以降、ヤマハ発動機(株)では“人間感覚を最優先する”という開発当初の理念を受け継ぎながらPASユニットの小型軽量化やバッテリー性能の向上など、年々商品の熟成を重ねてきました。ヤマハPASは2003年12月末現在、累計出荷台数67万台と、今では電動ハイブリッド自転車の代名詞として、若年層から主婦、年配者まで年代を問わず幅広く支持されています。
 このほど新発売の「PAS CITY-S リチウム」と「PAS CITY-F リチウム」は、「PASリチウムシリーズ」の特徴である「パワフルなアシスト」はそのままに、よりデザイン性を高めたモデルです。
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| ■ | デザイン性向上 |  
| ・ | 「PAS CITY-S リチウム」は27インチタイヤとスタッガードフレームの組み合わせにより、スポーティさを強調。さらに各部にブラックパーツを使用し、精悍な仕様としています。 |  
| ・ | 「PAS CITY-F リチウム」は「スポーティ&エレガンス」をコンセプトとし、デザイン性に優れると共に乗りやすさも兼備したループ型フレームを採用。大型ステンレス製バスケットやおしゃれで乗り心地の良いブラウンのコンフォートサドルといった装備類に加え、各部に外観を精悍に引き締めるブラックパーツを用い、デザイン性の向上を追求しました。また、スタイルにこだわりながらも利便性を重視するというニーズに応え、駐輪時での荷物の積み降ろしに使い勝手のよい両足スタンド、パーキングストッパーを装備しました。
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| ■ | 日常的な使いやすさにこだわった便利な装備 |  
| 特に日常の使い勝手を考慮した装備を充実させました。 |  
| ・ | 変速操作は、簡単で走行状況に応じて最適なギアを選べる内装3段変速 |  
| ・ | リアサークル錠を施錠すると同時にハンドルもロックされる“一発二錠”(PAS CITY-Sリチウムのみ) |  
| ・ | 駐輪時にハンドルのふらつきを抑止し、荷物の積み降ろしに便利なパーキングストッパー(PAS CITY-Fリチウムのみ) |  
| ・ | 空気圧の低下をサインで知らせる“空気ミハル君” |  
| ・ | 消費電力が少なく、球切れの心配がない“ホワイトLEDバッテリーランプ” |  
| ・ | 太陽光で充電し、夜間自動点灯する“ソーラーテール” |  
 
 
| ■充電操作も簡単な小型軽量・高出力・大容量のリチウムイオンバッテリー
  「New PASリチウム」同様の小型軽量、高出力、大容量3.7Ahのリチウムイオンバッテリーを採用しました。同サイズのニッケル水素バッテリーに比べて容量32%増、25%の軽量化を達成。 また、リチウムイオンバッテリーのため、メモリー効果*がなく、継ぎ足し充電も可能。スタンド式充電器の採用と合わせて、充電操作の簡便化に大きく貢献しています。
 なお、バッテリーボックスにはバッテリー残量がランプで表示されるなど、従来と同様のメンテナンス性を確保しました。
 
 *バッテリーを完全に使い切らない状態で継ぎ足し充電を繰り返していると、使い切らずにバッテリーに残っている電気を一時的に取り出して使うことができなくなってしまう性質 |  
 
| ■「パワー(強)モード」設定の採用
  「New PASリチウム」と同様に、坂道や風の抵抗を受ける向かい風での走行、重い荷物を積載しての走行など、負荷がかかる際に力を発揮する「パワー(強)モード」を採用。従来のニッケル水素バッテリー搭載の「New PAS」標準モードに比べ、低中負荷域でのアシスト力が20~30%アップ、航続距離も7%伸長しています。 なおモード切り替えは、バッテリー残量が一目で分かるなど、文字が見やすく操作性に優れた手元のレバー式メインスイッチにて行えます。
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| 寸法
 |  全長 | 1,890mm | 1,835mm |  
|  全幅 | 560mm | 560mm |  
|  サドル高 | 780~930mm | 760~910mm |  
|  軸間距離 | 1,165mm | 1,130mm |  
|  タイヤサイズ | 27×1 3/8 | 26×1 3/8 |  
|  車両重量 | 22.0kg | 20.9kg |  
| 性能
 |  補助速度範囲(変速機「3」)
 | 比例補助 | 15km/h未満 | 15km/h未満 |  
| 逓減補助 | 23km/h未満 | 23km/h未満 |  
| 一充電航続距離
 | 標準モード
 | 一般路走行* | 34km | 34km |  
| パワーモード
 | 一般路走行* | 29km | 29km |  
| 電動
 機
 |  形式 | ブラシレスDCモーター |  
|  定格出力 | 240W |  
|  補助力制御方式 | 踏力比例制御方式 |  
|  変速方式 | 内装三段式 |  
| 電池
 |  種類 | リチウムイオン電池 |  
|  電圧/容量 | 25.9V/3.7Ah |  
| 充電
 器
 |  形式 | スイッチング・レギュレーター式 |  
|  充電時間 | 約2時間 |  
|  駆動方式 | チェーン式 |  
|  照明装置 | バッテリーランプ |  
|  盗難防止装置 | 一発二錠 (1アクションでリアサークル錠とハンドルのロックが同時にできる) | 1キー2ロック (1つの鍵で後輪とバッテリーの2カ所を各々施錠できる) |  
|  カラー
 | ブラックグリーン、シルバー | ホワイト、レッド、シルバー |  
| *一般路走行バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行したときのテストデータ。
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| メーカー希望小売価格 |  
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| ヤマハ『PAS CITY-S リチウム』ヤマハ『PAS CITY-F リチウム』
 | 94,290円 |  
| 本体価格89,800円(バッテリーを含む車両価格82,800円・専用充電器価格7,000円)・消費税4,490円
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| ※メーカー希望小売価格には本体価格(バッテリーを含む車両価格と 専用充電器価格)及び消費税が含まれています
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