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2004年12月期・第1四半期業績の概要について

2004年07月29日発表

第1四半期業績について

・売上高/営業利益/経常利益/当期純利益は、全て前年同期および期初計画を大きく上回る

 当社の2004年12月期・第1四半期業績は、前年同期比において、連結売上高が14.8%増の2,956億円、連結営業利益が67.8%増の225億円、連結経常利益が41.5%増の234億円、連結当期純利益が32.7%増の116億円となり、売上・利益ともに前年同期を大きく上回りました。
また計画比では、連結売上高12.8%増、連結営業利益40.6%増、連結経常利益46.3%増、連結当期純利益36.5%増となり、期初計画を大きく上回りました。尚、為替レートは、USドル108円(前年同期比11円円高、計画比3円円安)、ユーロ132円(同5円円安、同4円円安)で推移しました。


 売上増の要因は、前年同期比で、二輪車・マリン・特機・IM(産業用ロボット)など全ての事業で売上伸長、また地域別でも、国内・欧州・アジアなどで増加した事によります。
 事業別に具体的に申し上げますと、二輪車事業の売上は、国内と北米は減少したものの、YZF-R1やFZ6など大型二輪車販売の好調な欧州での増収に加え、4サイクルの小型二輪車販売が好調なアジアでの更なる売上伸長などにより、14.5%増の1,612億円となりました。
マリン事業の売上は、主力の船外機事業の売上が、北米および欧州で増加したことにより、7.9%増の572億円となりました。
特機事業の売上
は、主力のATV(四輪バギー車)事業の売上が、欧州で増加したことにより、7.0%増の458億円となりました。
その他事業の売上は、主力のIM事業の表面実装機販売が中国を中心に大きく拡大したことにより、50.7%増の314億円となりました。なお計画比でも、二輪車事業11.5%増、マリン事業13.0%増、特機事業16.5%増、その他事業14.0%増となり、全ての事業が期初計画を10%以上上回りました。
 また地域別では、前年同期比で、北米売上は前年並みの864億円、その他地域は5.7%減の211億円となりましたが、国内売上が5%増の407億円に加え、欧州売上が30.4%増の879億円、アジア売上が40%増の595億円と大きく伸長しました。


 利益面では、前年同期比において、販売管理費の増加(△67億円)や為替影響(△40億円)などの減益要因はありましたが、利益率の高い商品の売上増等による利益増(+179億円)や原価低減(+20億円)などの増益要因が上回り、連結営業利益・連結経常利益・連結当期純利益は、全て前年同期を大きく上回りました。
なお、今期よりヤマハモーターベトナム株式会社を持分法適用会社から連結対象子会社に変更し、連結対象子会社数は97社(前期末比±0社)、持分法適用会社数は45社(前期末比4社増)となります。

業績見通しについて

・業績予想(中間期・通期)に変更無し

 2004年12月期の連結業績見通しは、決算期を3月から12月への変更に伴い変則9ヶ月決算となり、中間期では連結売上高5,510億円、連結営業利益と連結経常利益は340億円、連結当期純利益180億円、通期では、連結売上高9,200億円、連結営業利益と連結経常利益は570億円、連結当期純利益300億円を計画しています。この見通しは、中期経営計画「NEXT50」の総仕上げを実施することで、過去最高の売上と営業(経常)利益の更新を目指しており、その公表数字についての変更はありません。
なお、通期の為替レートは、USドル105円(9円の円高)、ユーロ128円(前期並み)の設定です。

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