メタリック系のクオリティ感溢れるニューカラーを採用 ヤマハスクーター「ジョグ CV50」(2タイプ)、「ジョグ CV50ZR」2004年モデル発売 2004年01月20日発表 ヤマハ発動機(株)は、多機能“リモコンシステム”を装備する原付1種スクーター「ジョグ CV50」について、カラーリングとエンブレムデザインの変更を行なった2004年モデルを設定し2月25日より発売します。また同モデルのバリエーションとして人気のスポーツタイプ「ジョグCV50ZR」の2004年モデルを同日より、リモコン機能なしの標準モデル「ジョグ CV50」の2004年モデルを1月26日より発売します。 今回発売の「ジョグCV50」「ジョグCV50ZR」では、スタンダードクラスならではの、高品質・高機能な性能に加え(1)乗り心地に優れるオイルダンパー採用フロントフォーク、(2)継ぎ目がない一体成形シート採用など、'03年モデルで好評を得た改良点はそのまま継続しています。なお生産は従来どおり高い品質と手頃な価格を達成するため、台湾での合弁会社ヤマハモーター台湾株式会社にて行います。 ヤマハスクーター「ジョグ CV50」(左)/「ジョグ CV50ZR」(右) 名称 ヤマハスクーター 「ジョグCV50」「ジョグ CV50ZR」 発売日 2004年2月25日(リモコンレスタイプは1月26日) カラーリング 「ジョグCV50」(リモコン仕様・リモコンレス) ■ダークパープリッシュブルーメタリックB(ブルー/新色) ■ブラックメタリックX(ブラック/新色) ■コンペティションシルバー(シルバー/継続) ■ダルレッドメタリックD(レッド/継続) 「ジョグCV50ZR」(リモコン仕様) ■ブラックメタリックX(ブラック/新色) ■エンタイサーダークグレー(グレー/新色) ■ラジカルホワイト(ホワイト/新色) 販売計画 30,000台(ジョグシリーズ合計、年間、国内) 商品の概要 '01年から発売の「ジョグCV50」(7代目ジョグ)は、原付1種スクーターとしての基本機能とスタイルの良さ、盗難抑止機能、品質の良さなどが人気で幅広いユーザー層をもっています。リモコン操作による“キー孔シャッターオープン&後輪ロック解除機能”と“シートロック解除機能”や広い駐輪場でもリモコン操作で前後フラッシャーが3回点滅し作動と位置を知らせる“アンサーバック機能”が特徴です。 さて国内原付市場では、高い信頼性とともにより求め易い価格を求める声が強くなっています。この中でヤマハは、優れた品質と魅力的な価格の実現を図るためスクーター製造・輸出で実績のある台湾での合弁会社、ヤマハモーター台湾に生産を移管し日本へ輸出するシステムを構築し、「ジョグ」'03年モデルを皮切りに国内販売しています。今回の'04年モデルも同様の生産方式を採用し、高い品質と手頃な価格を両立させたモデルとなっています。 主な変更点 1) 「Remote Control System」文字をエンブレムに追加 「ジョグ CV50」(リモコン仕様)のサイドエンブレムに「Remote Control System」文字を追加、クラス唯一の装備を視覚面からもアピールしました。 2)高品質なニューカラーを採用 スタンダードクラスならではの、高品質なニューカラーを設定。リモコンレスモデルは従来の2色から4色に設定を拡大しました。 3)さらにスポーティに「ジョグ CV50ZR」の立体エンブレム色を変更 「ジョグCV50ZR」に採用の立体エンブレムは、車体色「グレー」「ホワイト」はダークスモーク色に、車体色「ブラック」はブラッククロム色仕上げとしスポーツテイストを一層強調しました。また、リアサスペンションのリザーブタンクには「ガンメタアルマイト色」を採用しました。 従来からの主な特徴 1)50ccスクーター初の多機能“リモコンシステム”採用 (リモコンレスを除く) 国内発売の50ccスクーター唯一の多機能モリモコンシステムモを採用しています。リモコンの操作で、(1)ロック解除機能(Gロック※の3系統施錠中、キー孔シャッターと後輪ロックを解除)、(2)“シートオープン機能”(トランクの施錠解除)、(3)“アンサーバック機能”(前後フラッシャーが3回点滅して作動と存在位置を知らせる機能)が可能です。夜間や、広い駐輪場で駐輪位置を容易に確認できること、荷物を両手に抱えながらシート施錠を解除できる利便性が特色となっています。 ※ 「Gロック」=【1】ハンドルロック、【2】キー孔シャッター、【3】後輪ロックの3つの施錠があわせて可能な、ヤマハ独自の盗難抑止機構。 2)電気式スピードメーター 電気式スピードメーターを採用、レスポンスに優れ薄型設計が特徴です。また、キーをONにすると、メーター針が一度振りきれて元に戻り、同時にスピード警告灯が点滅する“スイープ・インジケーター点滅機能”(初期作動チェック機能)を設けました。この他、LED透過照明及びインジケーター、発光指針、6桁デジタルオドメーター、6セグメント燃料計、などを装備しています。 3)リッター63km(定地走行テスト値)の6.5馬力の環境対応エンジン搭載 ヤマハ独自の触媒「キャタリストチューブ」採用及び、キャブレター最適セッティングで排ガスのクリーン化を促進、舗装平坦路燃費63km/Lの優れた燃費特性を実現しました。 4)その他充実の装備 (1)P字・U字ロック装着可能、スタンド掛けも容易で手に優しい樹脂製リアキャリア、(2)フロントインナーポケット&大容量メットイントランク、(3)明るい40W/40Wヘッドライトなどを装備しました。 5)スポーティな装備(「ジョグCV50ZR」のみ) スポーツタイプの「ジョグCV50ZR」には、(1)専用変速比の設定、(2)リザーブタンク付きリアサスペンション、(3)ハイマウントストップランプ、(4)軽量設計キャストホイール(前後)、(5)マルチリフレクターテール/ブレーキランプ/クリアフラッシャー(前後)などを装備しています。 ヤマハ「ジョグ CV50」主要諸元 【 】内は「ジョグCV50ZR」 型式/エンジン型式 BB-SA16J/A125E 全長×全幅×全高 シート高 軸間距離 最低地上高 乾燥重量/装備重量 1,670 mm×640mm【670mm】×1,005mm【1,010mm】 710mm【730mm】 1,160mm 85mm【90mm】 69kg/75kg【71kg/77kg】 舗装平坦路燃費 63.0km/L(30km/h) 原動機種類 気筒数配列 総排気量 内径×行程 圧縮比 空冷・2サイクル・クランク室リードバルブ 単気筒 49cm3 40.0×39.2mm 7.3:1 最高出力 4.8kW(6.5PS)/7,000 rpm 最大トルク 6.7N・m(0.68 kgf・m)/6,500rpm 始動方式 潤滑方式 エンジンオイル容量 燃料タンク容量 キャブレター形式 点火方式 バッテリー容量/種類 セル・キック併用式 分離給油 1.4L 5.7L Y16P×1 C.D.I 12V、3.2Ah(10H)/GT4L-BS(MF) 1次減速比/2次減速比 クラッチ形式 変速機形式 変速比 フレーム形式 キャスター/トレール タイヤサイズ(前/後) ブレーキ形式(前/後) 懸架方式(前/後) ヘッドライト 3.692/3.230 乾式内拡遠心式 Vベルト式無段変速 2.420~0.815【2.590~0.815】 バックボーン(パイプ) 24°00′/72mm【23°15′/68mm】 90/90/-10 40J/50J/90/90/-10 40J/50J (前後チューブレス) シングルディスク/ドラム テレスコピック式/ユニットスイング式 ハロゲンバルブ/12V 40W/40W×1 ヤマハスクーター「ジョグ CV50」(リモコン仕様)フィーチャーマップ メーカー希望小売価格 「ジョグCV50」(リモコン仕様) 「ジョグCV50」(リモコンレス) 「ジョグCV50ZR」(リモコン仕様) 149,000円 139,000円 179,000円 (一部地域を除く。地域希望小売価格の一例:、沖縄は5,000円高) ※価格には保険料、税金(含消費税)は含まれない。