軽さ・使いやすさを徹底追求 ヤマハ電動ハイブリッド自転車『New PAS』 新発売 2003年03月10日発表 ヤマハ発動機(株)は、新開発の小型軽量ドライブユニットを搭載した電動ハイブリッド自転車の新製品、『New PAS』を2003年4月20日より新発売します。 本製品は、世界新商品として1993年に登場した初代のヤマハPAS以降、長年にわたり培った“人間感覚を最優先する”制御技術をさらに熟成させて新開発した高効率・小型軽量のドライブユニットを採用。またドライブユニットを車体中心部に集中搭載するとともに、小型軽量の高性能ニッケル水素バッテリーの採用で、いっそう軽快で滑らかな走行性と軽量・スリムなボディを実現し、取り回しのしやすさも向上させました。 さらに、手元でバッテリー残量が一目で分かるなど、文字が見やすく操作性に優れたレバー式メインスイッチや買物に便利なステンレス製リアキャリア、ハンドルのふらつきを抑止するパーキングストッパー、手元のスイッチひとつでランプを点灯できる“ロッド式ダイナモリモコンレバー”など、これまで以上に使いやすい機能を満載しています。 カラーリングは、若い主婦層に人気の高いライトオレンジやビビッドレッドを始め、Sブルー、ブルー、シルバーとユーザーの好みに合わせて選べる5色を取りそろえました。 ヤマハ『New PAS』 名称 ヤマハ『New PAS』 発売日 2003年4月20日 カラーリング ライトオレンジ、ビビッドレッド Sブルー、ブルー、シルバー 販売計画 70,000台(『New PAS』シリーズ年間、国内) 商品の概要 1993年の初代ヤマハPAS登場以降、ヤマハ発動機(株)では“人間感覚を最優先する”という開発当初の理念を受け継ぎながらPASユニットの小型軽量化やバッテリー性能の向上など、年々商品の熟成を重ねてきました。今では電動ハイブリッド自転車の代名詞として、ヤマハPASは若年層から主婦、年配者までと年代を問わず幅広く支持されています。また電動ハイブリッド自転車の国内市場は2002年12月で累計130万台を超え、“人に、環境に、やさしい乗り物”として広く認知されてきました。ここ数年は環境問題への意識も高まり、官庁や企業、レンタサイクルなどにおいて、1台のPASを複数人で使用する“共用利用”に活用されるケースも増えています。 このほど新発売の「New PAS」は、さらなる軽量化を図り、使いやすさを考慮するなど、“人にやさしい機能”を充実させた仕様となっています。また、電動ハイブリッド自転車の心臓部であるドライブユニットを全面的に一新。小型軽量の高性能ニッケル水素バッテリーの搭載や充実装備で高品質を維持しながらも、求めやすい価格はそのままに、軽快で滑らかな乗り心地と軽量化を向上させたモデルです。 「New PAS」の主な特徴 ロスを抑えて高効率。新開発の小型軽量“ドライブユニット”搭載 希土類磁石のブラシレスDCモーターを搭載した新開発の小型軽量ドライブユニットは、モーター系のチェーン駆動により、高効率・低ロス化を図っているので、スムーズでパワフルな走行が可能。 また、非接触磁歪式トルクセンサーの採用により、アシスト走行時以外でも普通の自転車同様の軽やかな漕ぎ心地となっています。なお、ドライブユニットをペダル付近に集中搭載することで、取り回しの良い重量バランスを図りました。 見やすく、操作しやすいレバー式メインスイッチ 文字が大きく読みやすい手元のメインスイッチは、レバー式を採用し、走行中の操作性を向上させました。また、走行時にもバッテリー残量が一目で分かるよう、きめ細かく4段階でバッテリー残量を表示しています。 乗り降りしやすい低床U字型フレーム採用 足がひっかかりにくいよう、またぐ位置を低くした低床U字型フレームを採用し、乗降性を高めました。 アルミ素材の多用で軽量化と取り回しのしやすさを向上 フレームやパーツなどの素材にアルミを多用することで軽量化を図り、取り回しのしやすさも向上させています。 I.F.E.S.対応、小型軽量の高性能ニッケル水素バッテリー採用 自動リフレッシュ機能をもち、メンテナンス性に優れたバッテリーマネジメントシステム「I.F.E.S.(Intelligent Flexible Energy System)」対応の“インテリジェントバッテリー”に小型軽量の高性能ニッケル水素バッテリーを採用。従来同様、バッテリーを取り外しても車体に載せたままでも充電可能です。 使いやすい便利な装備 走行状況に応じて最適なギアを3段階で選べる内装3段変速を搭載。また荷物を載せる時など、ハンドルのふらつきを抑止するパーキングストッパーや手元のスイッチひとつで点灯操作できる“ロッド式ダイナモリモコンレバー”、ひとつの鍵で車輪とバッテリーの両方をロックできる“1キー2ロック”、買い物に便利なリアキャリア、おしゃれなデザインの大容量大型バスケットなど、日常の使い勝手を考慮した機能を充実させました。 ヤマハ『New PAS』主要諸元 26型(24型) 寸法 全長 1,875mm(1,775mm) 全幅 560mm サドル高 735~885mm 軸間距離 1,115mm(1,110mm) タイヤサイズ 26×1 3/8(24×1 3/8) 車両重量 22kg(21.6kg) リアキャリア、パーキングストッパー含む 性能 補助速度範囲 比例補助 15km/h未満(14km/h未満) 逓減補助 24km/h未満(22km/h未満) 一充電 航続距離 標準 モード 一般路走行* 27km エコ モード 一般路走行* 37km 原動機 形式 ブラシレスDCモーター 定格出力 240W 補助力制御方式 踏力比例制御方式 変速方式 リアハブ内装三段式 電池 種類 ニッケル水素電池 電圧/容量 24V/2.8Ah 充電器 形式 スイッチング・レギュレーター式 自動リフレッシュ機能付 充電時間 約1.8時間 駆動方式 チェーン式 照明装置 ダイナモ式前照灯 盗難防止装置 1キー2ロック カラー ライトオレンジ、ビビッドレッド Sブルー、ブルー、シルバー(26・24型) * 一般路走行 バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路「3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行したときのテストデータ。 『New PAS』フィーチャーマップ メーカー希望小売価格 ヤマハ『New PAS』 合計価格69,800円(本体価格62,800円、 専用充電器7,000円) (本体価格はバッテリー含む。専用充電器は自動リフレッシュ機能付き。消費税別)