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高機能チャイルドシート標準装備モデル ヤマハ電動ハイブリッド自転車『NEW PASリトルモア』機能を熟成させフルモデルチェンジで新発売

2003年01月27日発表

 ヤマハ発動機(株)は、幼児乗車用のチャイルドシートを標準装備した電動ハイブリッド自転車「NEW PASリトルモア」を2月25日より新発売します。
 「NEW PASリトルモア」は1998年の発売以来、子育て世代のヤングミセスから支持を得ている「PASリトルモア」をフルモデルチェンジし、日常的な機能性をさらに向上させたモデルです。

 標準装備のチャイルドシートには3点シートベルトや幼児をガードするクッション、ワンタッチで大型バスケットに早変わりするなどの機能を搭載。また、細部のパーツにアルミを多用することで軽量化を図るほか、幼児や荷物を載せても乗り降りしやすい設計にこだわったステップスルー式のアルミフレーム、ワンタッチでサドルを最適な高さに変更可能な"ラクのりシート"、駐輪時にハンドルのふらつきを防止するパーキングストッパー、ランプ点灯時でもペダルが重くならないバッテリーランプ、軽くスタンド掛けができる"かるっこスタンドII"、空気圧の低下をサインで知らせる"空気ミハル君"などを採用し、日常的な利便性を追求しました。


ヤマハ『NEW PASリトルモア』

ヤマハ『NEW PASリトルモア』

名称

ヤマハ『NEW PASリトルモア』

発売日

2003年2月25日

カラーリング

オレンジ、ブリリアントシルバー

販売計画

2,500台(年間、国内)


商品の概要

 1993年の初代ヤマハ「PAS」登場以降、今年で丸10年。ヤマハではPASユニットの小型軽量化やバッテリー性能の向上など年々商品性を高め、現在ヤマハ「PAS」は電動ハイブリッド自転車の代名詞として、若年層から主婦、年配者までと年代を問わず幅広く支持されています。また電動ハイブリッド自転車の国内市場は2002年12月で累計130万台を超え、"人に、環境に、やさしい乗り物"として広く認知されてきました。ここ数年は環境問題への意識も高まり、官庁用や業務用、レンタサイクルなどにおいては、1台のPASを複数人で使用する共用利用などにも活用されています。


 このほど新発売の「NEW PASリトルモア」は、子育て世代のニーズに応えて1998年に発売した「PASリトルモア」をフルモデルチェンジし、幼児同乗時の快適性や使い勝手をより充実させました。

「NEW PASリトルモア」の主な特徴

座り心地がよく、操縦安定性に優れた高機能チャイルドシート

 3点シートベルトや幼児をしっかりガードするクッションなど、幼児乗車時の安定性、快適性を重視した機能を搭載。またチャイルドシートの重心をハンドルの回転軸上にし、幼児の重心移動や回転半径が少ない設計を採用しました。これにより幼児や荷物を載せての走行時もハンドルがふらつきにくく、「ガニマタ漕ぎ」にならずスマートなペダリングが可能です。幼児を乗せないときにはワンタッチで大型バスケットに早変わりする機能も兼ね備えています。

小型・軽量"リアハブパワーユニット"の搭載

 従来の「PASリトルモア」ではモーター部(パワーユニット)と制御系パーツ部がペダル付近に集中していましたが、今回それぞれを独立配置し、"リアハブパワーユニット"と呼ぶ小型モーターを後輪の軸受け部に内蔵する設計を施しました。そのためチェーンを媒介とせずモーターが直接後輪をアシストするので、滑らかでパワフルなペダリングが可能です。

乗り降りしやすいステップスルー式"ラクラクフレーム"

 幼児を乗せるというニーズに応えるため、低床ステップスルー式"ラクラクフレーム"を採用。足でまたぐ位置を約20%低くし(従来比)、乗降性を高めました。

アルミ素材の多用で軽量化と取り回しのしやすさを向上

 フレームやパーツなどの素材にアルミを多用し、約3kgの軽量化(従来比)を実現。 取り回しのしやすさも向上しています。

ワンタッチでサドルの高さを変えられる"ラクのりシート"

 手元レバーのワンタッチ操作でサドルの高さを自由に変えられるので、踏切や信号では足がつきやすいようサドルを低目にし、走り始めにはペダルを漕ぎやすい高さまでサドルを上げて、快適に乗ることが可能となりました。

I.F.E.S.準拠のインテリジェントバッテリー

 バッテリーの残量を7つのランプできめ細かく表示、自動リフレッシュ機能をもつバッテリーマネジメントシステム「I.F.E.S.(Intelligent Flexible Energy System)」準拠の"インテリジェントバッテリー"を搭載。車体からの脱着性にも優れ、充電操作の簡易化も図っています。

便利な装備

 駐輪時にハンドルのふらつきを防止するパーキングストッパー、ランプ点灯時でも軽く走行できる手元スイッチ式バッテリーランプ、軽くスタンドが掛けられる"かるっこスタンドII"、空気圧の低下をサインで知らせる"空気ミハル君"など、日常の使い勝手を考慮した装備を搭載しました。


ヤマハ『NEW PASリトルモア』諸元表


寸法

全長

1,810mm

全幅

580mm

サドル高

765~925mm

軸間距離

1,175mm

タイヤサイズ

前輪・22×1 3/8/後輪・24×1 3/8

車両重量

27.8kg

性能

補助速度範囲

比例補助

14km/h未満

逓減補助

22km/h未満

一充電
航続距離

標準
モード

一般路走行*

30km

平坦路連続走行

40km

エコ
モード

一般路走行*

45km

平坦路連続走行

60km

原動機

形式

直流ブラシ式

定格出力

235W

補助力制御方式

踏力比例制御方式

電池

形式

ニカド電池

電圧/容量

24V/5Ah

充電器

形式

スイッチング・レギュレーター式
自動リフレッシュ機能付

充電時間

約2.5時間

駆動方式

チェーン式

照明装置

手元スイッチ式バッテリーランプ

盗難防止装置

サークル錠、バッテリーボックスロック
1キー2ロック

カラー

オレンジ / ブリリアントシルバー

* 一般路走行
バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態、標準モードの条件で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路15km/h、上り坂10km/h、下り坂20km/hで走行したときのテストデータ。
※道路交通法では基本的に16歳以上の運転者は6歳未満の幼児1人のみ、幼児用座席に乗せることができます。


『NEW PASリトルモア』フィーチャーマップ


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メーカー希望小売価格

ヤマハ『NEW PASリトルモア』

合計価格99,800円 (本体価格92,800円、
専用充電器7,000円)

(本体価格はバッテリー含む。専用充電器は自動リフレッシュ機能付き。消費税別)


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