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(財)省エネルギーセンター主催の「省エネ大賞・資源エネルギー庁長官賞」を受賞 ヤマハ エレクトリック コミューター「Passol(パッソル)」[原付1種] 二輪車製品としては初めて

2003年01月23日発表

 ヤマハ発動機(株)のエレクトリックコミューター「Passol」(パッソル)が、このほど財団法人 省エネルギーセンター主催の第13回(平成14年度)「省エネ大賞」において、「資源エネルギー庁長官賞」を受賞しました。平成2年(1991年)より毎年開催されている同賞で二輪車製品が受賞するのは初めてです。

 財団法人 省エネルギーセンターが主催するこの「省エネ大賞」は、二酸化炭素などの地球温暖化ガスの排出量削減に貢献するため、優れた省エネルギー、省資源性等を有した民生用エネルギー利用機器・資材及びエネルギー利用システムを広く公募、発掘し、優れたものを表彰することで、その開発・普及を支援するものです。省エネルギー関連表彰の中でも特に権威のあるものとして知られています。

 「Passol」は、世界最高水準のリチウムイオンバッテリーと超薄型電動パワーユニットを軽量アルミフレームに搭載したエレクトリックコミューターです。家庭用電源から充電できる軽量・高出力な脱着式リチウムイオンバッテリーを採用、1充電あたり12円の経済性を実現し、クリーンな電気エネルギーの使用で排出ガスゼロ、静粛かつ軽快な走りを実現しました。1充電あたりの航続距離は32km(30km/h定地)で短距離の移動に適しています。
 なお「Passol」は、高い環境性能を実現し、ライフサイクルアセスメント(*LCA評価)ではCO2約60%削減、NOx約90%削減、SOx約80%削減を達成しています。(当社50ccスクーター比較)

 「Passol」は、「ENEX2003」~第27回地球環境とエネルギーの調和展~[東京ビッグサイト=2月6日(木)~8日(土)/ インテックス大阪=2月13日(木)~15日(土)]で展示されます。

*LCA=

ライフサイクルアセスメント。ISO14040シリーズで国際標準化されている。製品の環境への影響を、材料製造から廃棄にいたるライフサイクル全体で評価し、それを低減する目標で使う。



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