ヤマハ発動機(株)のマリンエンジン製造子会社である「三信工業株式会社」(本社:静岡県浜松市、代表者:佐藤晋彌)は、本年2月22日より、社名を「ヤマハ
マリン 株式会社」に変更いたします。
三信工業(株)は1960年に創立され、YAMAHAブランドの2馬力~250馬力の2サイクルと4サイクルのモデルで、業務用からプレジャー用途までの幅広い商品ラインナップを有した船外機を主力に、ウォータービークルのエンジンや小型マリンディーゼルエンジンなどの開発・製造を主な事業としております。
昨年度の生産台数は約30万台、売上高は876億円、また今期業績見通しも売上高1,000億円と大幅な伸長を見込んでいます。
なお、製造工場は、本社・新橋工場の他に、日本国内に4工場(倉松・福田・新居・河輪)、海外にはフランス・サンカンタン市とブラジル・マナウス市の2つの事業所があり、国内および世界170ヶ国以上の仕向け地に対し生産・出荷をしており、2000年5月には船外機生産累計600万台を達成しました。なお、小型の船外機を製造するヤマハ熊本プロダクツ(株)には、船外機製造のノウハウを供与するとともに関連会社として出資しています。
このたびの社名変更は、本年1月1日付けで社内カンパニー化されたMEカンパニーの開発・製造機能の中核を成している三信工業株式会社が、マリンエンジン製造のリーディングカンパニーとして国内外において認知を向上させるとともに、更なる企業体質の強化と事業成長を目指すものです。尚、社名変更による株主構成や資本金の変更はありません。
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