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ヤマハ船外機、アメリカでJ.D. パワーのアワードを受賞 4ストロークと2ストロークの両部門で顧客満足度1位を獲得

2002年10月15日発表


 アメリカの国際的なCS(顧客満足度)調査の専門機関、J.D. パワー・アンド・アソシエイツ(本社・カリフォルニア州ウエストレイクビレッジ)は9月4日、『2002年マリンエンジン競争力情報調査』を発表し、4ストローク船外機と2ストローク船外機の両部門で、ヤマハ発動機が顧客満足度の最高評価を得たことを明らかにしました。
 調査の対象となったのはアメリカ国内で2001年中に新艇を購入したプレジャーボートのオーナー約12,000名。調査はボートの搭載エンジンに関して「始動性」「加速性」「静粛性」「燃費」「保証期間」などボートの8つの特性に関する質問に答える形式で行われ、答えを点数換算して集計し、メーカー別に比較しました。
 J.D. パワー・アンド・アソシエイツによる顧客満足度調査の信頼性は定評があり、特にアメリカでは自動車のランキング発表は必ず新聞で報道されるほど有名。今回の調査結果は、プレジャーボート大国アメリカにおいて、ヤマハ船外機がユーザーから“ベスト・アウトボード”の評価を得ていることの証明となっています。


J.D. パワー・アワード
J.D. パワー・アワード
J.D. パワー・アワード

調査結果の詳細はJ.D. パワー・アンド・アソシエイツ本社の資料を参照願います。
ホームページ:http://www.jdpower.com
調査結果の日本語訳がJ.D. パワー・アジア・パシフィック社のホームページ:
http://www.jdpower.co.jpに掲載されています。


■調査結果の概要

 2ストローク船外機の分野では、ヤマハは1,000点満点で851点を獲得しました(業界平均784点)。「信頼性」「始動の容易さ」「加速性能」、また保証期間とクレーム処理の各項目で特に高得点を獲得しました。
 4ストローク船外機の分野では、ヤマハは877点を獲得しています(業界平均841点)。ほぼ全ての項目で高得点をあげていますが、「加速性能」「巡航スピード」では特に高い評価を得ました。


(左、J.D. パワー・アンド・アソシエイツマリン調査責任者)エリック・ソレンセン氏(右、ヤマハ・アメリカ・マリン部門)フィル・ディスコー社長
(左、J.D. パワー・アンド・アソシエイツマリン調査責任者)エリック・ソレンセン氏(右、ヤマハ・アメリカ・マリン部門)フィル・ディスコー社長
米国ジョージア州アトランタで9月25日、トレードショー「ボートビルディング2002」の総会が開催され、J.D. パワー・アンド・アソシエイツのマリン調査責任者、エリック・ソレンセン氏(左)からフィル・ディスコー社長(右、ヤマハ・アメリカ・マリン部門)がJ.D. パワー・アワードを受賞した

■J.D. パワー・アンド・アソシエイツ社について

 J.D. パワー・アンド・アソシエイツ社はCS(顧客満足度)や品質に関する調査・コンサルティングを専門とする著名なマーケティング調査会社(創業1968年)です。さまざまな商品、サービスについて独自企画によって綿密な調査を行い、中立的な立場で顧客の評価をまとめ、業界に対しレポートを提供します。また、レポートやランキングの一部はリリースの形で公表しています。
 J.D. パワーの調査は専門家に分析を依頼するのではなく、多数の実際のユーザー(消費者)に手紙、電話、eメールなどで質問票を送り、答えをまとめるのが特徴。“ボイス・オブ・ザ・カスタマー(顧客の声)”を基本コンセプトとして掲げています。
 対象業界は自動車、金融、旅行、通信、ITなど多岐にわたりますが、特に自動車の車種別満足度調査が有名。マリン関係も各種の調査、ランキングを公表しています。米国以外に加、英、豪、日、シンガポールに事業所があります。

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