排出ガスゼロ、21世紀の新しいミニマムコミューターを提唱 ヤマハ エレクトリック コミューター「Passol(パッソル)」[原付1種] 地域限定先行販売について
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ヤマハ発動機株式会社は、21世紀の新しいコミューターの提唱として、電気を動力源としたヤマハエレクトリックコミューター「パッソル(Passol)」を企画・開発し、2002年11月より地域限定で先行販売します。 「パッソル」は、既存のスクーターとは違う、新しい概念で新規需要を創造することを目指して開発したモデルであり、走行性、航続距離、収納性よりも、ニーズの高まりを見せている環境意識、気軽さ、おしゃれ感覚を優先させて開発した乗り物です。特に、開発コンセプトを「アーバン・ミニマム・コミューター」とし、クリーンな電気エネルギーを動力源とすることで、静かで排出ガスをゼロとするとともに、都市でのショートレンジ移動に適した性能に加え、お洒落なスタイルで女性にも扱いやすい設計としました。 このエレクトリックコミューター「パッソル」は、電動ハイブリッド自転車「パス」で培った制御技術を高機能化し、また、独自の最新ヒューマンインターフェイス技術など、パワーユニットから車体まで細部に先進技術を投入しています。 その概略は、
また、このような先進技術の投入により環境性能は、CO2約60%削減、NOx約90%削減、SOx約80%削減という高いライフサイクルアセスメント(LCA)を実現しました。 なお、当社は、新中期経営計画「NEXT50」における二輪車など既存事業領域での成長戦略として、
当社では、新動力源の「パッソル」を先駆けとし、また、電動とエンジンと人力を融合した「ハイブリッドコミューター」や「燃料電池」においても、「人に優しい」「環境に優しい」「お洒落感覚」のあるコミューターの開発に取組んでいきます。 このように当社は、成長戦略に基づく研究開発を通じ、環境対応技術をベースに、さらに魅力ある製品開発を推進することで、企業目的である「感動創造企業」の達成を目指していきます。 |