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外洋をゆったり走る余裕のモータークルーザー ヤマハ「CR-33」新発売

2002年9月2日発表


 ヤマハ発動機株式会社では、豊かな居住性をそなえ、ゆったりと走ることを主眼としたモータークルーザー、「CR-33」を11月1日より新発売します。
 「CR-33」は耐波性を重視した外洋向けクルーザーで、ネオ・クラシックな外観デザインを採用、“ゆったりのんびりクルージング”をコンセプトとしています。
 フライングブリッジ、デッキ、キャビンは1クラス上のクルーザーに匹敵する余裕があり、キャビンには6名分の寝台を標準装備しています。エアコンの装備も可能であり、三世代ファミリーが海上別荘として使用可能な内容を持っています。
 主機は信頼性の高いヤマハ270馬力ディーゼル船内機の1基掛けとし、スラスター*の標準装備により、マリーナなど狭い水域での取り回しや操作性を向上させています。


ヤマハ「CR-33」
ヤマハ「CR-33」
ヤマハ「CR-33」


<販売目標隻数> 
30隻/3年


<「CR-33」の特徴>

懐かしさを感じさせる外観スタイリング
 ゆったりとクルージングするモータークルーザーにふさわしい、ネオ・クラシックなスタイリングを採用、飽きのこない外観デザインとしました。また、艇体のカラーは標準(ホワイト)のほかオプションで数色から選択可能になっています。

洋上の別荘として使える豊かな居住性
 キャビンは1クラス上のクルーザーに匹敵する余裕を持ち、チークをふんだんに使ったインテリアは落ちついた寛げる雰囲気の空間となっています。ギャレー(台所)、個室トイレを完備し、バース(寝台)は6名分を標準装備。発電機・エアコンの装着が可能で、快適な洋上別荘として使用可能な内容となっています。また、メインサロンの右舷側スペースはフリースペースとしてロアーステーション仕様やソファー仕様から選択可能となっています。

 *ロアーステーション:キャビン内前部の操船席

快適なフライングブリッジ
 「CR-33」のフライングブリッジは大人5名が余裕を持って過ごすことができる広さを持っています。大型のウィンドシールド、ソフトトップを標準装備し、天候に左右されることなく快適に過ごすことができます。

良好な耐波性を持つ、乗り心地の良い船型
 「CR-33」はスピードよりも耐波性と乗り心地を重視したセミディスプレースメント(中排水量)・タイプの船型を採用しました。長距離の走航でも疲れず、クルージングを快適に楽しむことができます。

「CR-33」のバウ・スラスター
「CR-33」のバウ・スラスター
スラスター*を搭載。
 一人でも離着岸が簡単にできる
 「CR-33」ではバウ(船首)にスラスターを標準装備し、離着岸など、細かい操船が簡単にできるように配慮しました。船尾にもオプションで装着できるため、平行移動も簡単に実現します。クルーがいなくても、キャプテン一人で出入港が容易にできます。

スラスター:船首尾線に対し90度の方向で推進力を得るための機構。通常、船首の船底に小型の電動プロペラを取り付ける


信頼性の高いヤマハ製ディーゼルエンジンを搭載
 「CR-33」の主機は信頼性の高いヤマハ製ディーゼルエンジンSX580KM(270馬力)を採用しました。1基掛けのためイニシャルコストも燃費も非常に良好なものとなっています。

●「CR-33」側面図、デッキレイアウト
「CR-33」側面図、デッキレイアウト
「CR-33」側面図、デッキレイアウト



●「CR-33」主要諸元
全長
11.27m
全幅
3.55m
全深さ
1.77m
艇体質量
6,300kg
総トン数
8.5トン
搭載エンジン
SX580KMディーゼル(270馬力)×1
燃料タンク容量
500L
定員
12名
航行区域
沿海


<希望小売価格>
CR-33(270馬力ディーゼル船内機1基搭載)
30,700,000円
■価格は法定安全備品含む、運賃込み(北海道除く)、消費税別


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